バルコニーの柵やドアのデザインのアクセントになっているウッディな素材は、実は腐食の心配のない金属製です。
マイホーム計画の始まりは、奥様の趣味のインテリアがきっかけ。お気に入りの北欧デザインの家具類は壁を傷つけてしまう固定方法が多く、またサイズは間取りに合わず、賃貸の部屋では思うようにならなかったのを、お気に入りの空間に作ることができました。
吹き抜けに取り付けてある縦長の３連続の窓から暖かい日差しが降り注ぎます。 小上がりの和紙素材のブラインドやカーテンのデザインもこだわりました。
タイル職人であるお父様の腕が光るキッチンカウンターのニッチは、テーブルの高さに合わせて制作。テレビ下の棚は使い勝手を考慮した高さに調整しました。
壁面はホワイトの壁紙のほかに、小上がりには珪藻土、間接照明部分やワンポイントに栃木県でで採掘される大谷石を使用しています。
洗面所にもボーダー柄のタイルを使用。これらもタイル職人であるお父様のお仕事です。
1階の大きなトイレは奥様のご要望。カウンターや壁の大理石は、つい長居してしまいそうな高級ホテル風のデザインです。
当初の予定だと梁まで２階スペースをとり、室内洗濯干しスペースを予定していましたが、吹き抜けの開放感を重視して削りました。梁と同素材を利用し、ホームシアターのスクリーンの収納を制作、デザインを統一しました。
ホームシアターをはじめ、OA機器の配線は壁に埋め込み、部屋空間をすっきり見せています。リビングに取り付けてあるテレビは見やすいように角度が調整可能です。
「収納には何をしまいますか？」打ち合わせの際に出される宿題でしまいたいものに合わせた収納を実現できました。
ウォークインクローゼットは、日焼けを防ぐため床付近に風通し窓を付けました。
子供部屋予定のお部屋は、現在はお客様用になってます。
お風呂の壁には外装にも利用できる固くて丈夫なタイルを、天井には防水処理を施した大谷石を使用。
２階の南側には、ふた部屋と吹き抜けを貫くバルコニーがあります。たまった洗濯物もらくらく干せます。
