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エスホームへようこそ!

エスホームのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
代表取締役 西村 寛です。

エスホームは、初めての家づくりをされる方にも、安心して家づくりができるように工夫をした住宅会社です。

多くの方に家づくりを満足していただけるように、出来るだけお求めやすくしたお家から、松尾式エコハウスのように、超高性能のお家まで手掛けております。

優しくて、いつでも帰れる家、それがエスホームの家です。このようになるまでには、長い時間と経験が必要でした。他の住宅会社とは考え方が違うところも少なくないかと思います。

まずは、エスホームがなぜ今の家づくりになったのか、理由をお伝えします。

住宅業界の闇、そして光へ

エスホームの始まりは、競売物件でした。競売とは、住宅ローンの返済ができなくなり裁判所を通してお家が強制的に売られてしまう制度です。その競売物件を落札し、販売していました。あなたはどのように思われますか。競売部件を。「自分はそのようにならない」、そのように思われるでしょう。私が見た現実は、色々な理由があり、競売にかけられてしまった人があまりにも多かったということです。宇都宮裁判所だけでも、毎月数十棟の住宅が売られていました。
競売物件が減ったと思っていたら、住宅ローンに困っている人が減ったわけではありませんでした。任意売却と言って、競売にかかる前にお家を売ってしまう人が増えただけだったのです。「住宅ローンに困ったら、家を売ってしまえばいい、そんなの簡単です。」そのような本もありショックを受けました。

住宅業界の闇

「なぜ、こんなに住宅ローンに困る人が栃木県にも多いのだろう」、「実際には、表には出ていない潜在的に住宅ローンに困っている方は相当数にのぼるのではないか」と思いました。
住宅ローンを通すということは、ほとんどの人は住宅会社と資金計画をして家づくりをしているはずなのに、なぜ返済ができなくなってしまうのでしょうか。その理由は、一つしか考えられません。住宅会社がしっかりとした資金計画をせず、売上が欲しいばかりに無理な住宅ローンを組ませているということです。あなたが住宅ローンで破綻しても、住宅会社は痛くも痒くもありません。このことに気がついたとき、住宅業界の闇を見たような気持ちになりました。住宅業界の闇は、住宅業界の常識でもありました。

この頃、エスホームも注文住宅に力を入れ始めました。その時に考えた事、それは「エスホームからは住宅ローンに困る人は絶対に出さない!」という事でした。そのために始めたことが、家づくりの一番最初に行う「キャッシュフロー」です。キャッシュフローとは、お施主様が住宅ローンを返済するときに、しっかりとお金が残せるかを計算する事をいいます。キャッシュフローの説明をする時には、一緒に家づくりにかかる予算や、生活費なども細かく計算します。お子さんの年齢によるお金のかかり方も計画的に計算します。キャッシュフローにかかる時間は1時間半ほどですが、皆さん資金について理解が深められたと喜んでくださっています。
住宅ローンを利用しない方にもしっかりとキャッシュフローを行い、新しいお家に住み始めてからもお金に困ることがないかを一緒に確認します。

お家の価格にもこだわりを持つようになりました。多くの人が家を建てられる価格はいくらなのか、安くしたからといって設備や構造に手を抜きたくない、そのような思いで商品開発が始まりました。

住宅業界の光

キャッシュフローを行うようになって、お客様がお家づくりをが楽しいと言ってくださるようになりました。と言うのも、ほとんどの住宅会社は資金計画をしっかりとしないのでお金の心配をしながら家づくりをすることになってしまうのだそうです。エスホームの場合には、家づくりの一番の心配事と言っても過言ではないお金の事を一番最初に解決するので、家づくりに集中することができる、それが家づくりへの楽しさにつながっていたのでした。
「家づくりが終わってしまったから、自分の家でなくても良いのでもう一棟建てたい」と言う声も聞くようになったのです。そのお客様の喜びに満ちた顔は、光って見えました。

家は、安心して帰ることができる大切な場所

注文住宅が軌道に乗り始めた頃、あの震災がおきました。「東日本大震災」です。

その日の午後は、南相馬の知り合いを中心として数名の仲間と家づくりの勉強会をする予定でした。あの地震を感じ、何が起こったのかわからないまま勉強会は中止に。
南相馬の知り合いは、1月に4人目の子供が生まれたばかりでした。そして福島第一原発の爆発。新潟、横浜、仙台と家族6人で避難する日々が続き、今でも南相馬へは帰れないでいます。

勉強会をする予定だった建築仲間と支援活動が始まりました。私の父が持っていた建物を借り、支援物資が長野、神奈川、茨城、奈良から届き、仕分けをして必要なものを届ける活動をしていました。

支援物資とバン

震災から1年半が過ぎ落ち着きを感じ始めた頃、石巻からメールをいただきました。「困っているので、支援物資が欲しい、」と。まだ必要なのか?と半信半疑のまま、エスホームのバンいっぱいに支援物資を乗せ入院先の仙台へ向かいました。そこでお会いした方は、南三陸で家を流され石巻のご実家に避難をしていました。
そのような縁もあり、今度は石巻への支援が始まりました。東北で見た光景は、家を失った数万人の人でした。人間関係から所在を明かさないでほしい、写真は出さないで欲しい、と言う人までいらっしゃいました。

熊本で地震があった時にも、知り合いを通して益城町を訪問しました。ここでは、地震の起き方は様々と言うことを学びました。阪神大震災も、東日本大震災も、熊本地震も、地震の傾向が違っていたのです。
栃木県は震災以降水害の被害を何度か受けるようになりました。私が通っていた中学校の近くでは崖崩れも数カ所でありました。

そして、思いを強くするようになりました。今までは、お家は家族を幸せにするとか言っていたけれど、それも当然なのだけれど、家の本質的な事は何なのであろうかと。
それは、お家はいつでも安心して帰れる場所にならなくてはならないと言う事です。

東日本大震災よりも前に開催した見学会の時にお客様に言われた言葉は今でも忘れられません。
「こんなに強い家を作る必要ないんだよ。栃木県は2000年の歴史を調べても大きな地震はなかったんだから」
水害も、今のように多発すると考えていた方は殆どいらっしゃらなかったのではないでしょうか。
これから起こるであろう未知への将来へ備える、とても大切な事です。

東北へは今でも年末に行っています。あの時の事を忘れないために。

だからこそ、エスホームはいつでも帰ることが出来る強い家を目指し、家族の強い絆ができる家をつくることをお手伝いすると決めたのです。

死亡率が日本で一番高い栃木県をなんとかしたい!

2014年に発表された人口動態統計のグラフになりました。その内容とは都道府県別に書かれた「冬季死亡増加率」。一番良い地域は一番寒い北海道の10%、一番悪い地域は25%で温暖と思われている栃木県だったのです。
栃木県に住んでいる私としてもショックでした。この調査結果は、週刊文春にまで4ページに渡り掲載されたのです。

冬季死亡率増加のグラフ

原因は明らかでした。栃木県の住宅は栃木県の環境に対して断熱性能が低過ぎたのです。
富山の工務店へ見学に行った時、ある事実を知りました。雪が多く積もる富山ですが、最低気温は0度前後と宇都宮よりも高いのです。もう少し調べてみると、最低気温は仙台や新潟よりも宇都宮市の方が低かったのです。
では、なぜ宇都宮市は暖かいと思われているでしょうか。それは冬季の最高気温が高いからでした。
冬季の最高気温は、新潟、富山市、仙台市よりも2〜3度高いのです。その上、晴天率も高いのでより暖かく感じてしまうのでしょう。栃木県では、明け方の寒い時間帯を考えて家づくりをしないといけないのに、暖かい時間帯の感覚で家づくりをしてしまっていたようです。
これでは、死亡率が高くなるのは当たり前です。

元々、エスホームは家づくりを始めた時から高断熱住宅で多く採用されていた「外張り断熱」を採用していました。おかげさまで、とても快適とご好評をいただいていたのですが、もう一歩進んだ家づくりができないかと思い始めました。
「高断熱・高気密、全館冷暖房システム」の家は昔からたくさんありました。見せていただいたり私も考えたりしました。どれも特殊な設備を使うので将来のメンテナンスが心配、高価、と安心してお勧めできるものがありませんでした。自己流でやるのにはリスクが大きいこともわかってきました。

そこで出会ったのが「松尾式エコハウス」です。松尾式エコハウスには、私が求めていた大きな特徴がありました。
1、特殊な設備は使わない:家庭用エアコンがメイン
2、断熱や熱容量などの計算方法を自分で行い設計できる
3、お客様や地域に合わせた設計ができる
と言うことです。このように書くと当たり前のように思われるかも知れませんが、出来ていないところが殆どだったのです。

松尾式エコハウスは、全館空調の設備だけではなく設計も重要です。太陽の光を冬は上手に取り入れ、夏は遮ると言う、相反する設計をしなくてはいけません。断熱や気密も高いレベルで実現しなくてはいけません。その代わりと言ってはなんですが、きちんと機能すると一般的には暑いとされる室温28度でも快適な生活ができるようになります。嘘のように思われるかも知れませんが、絶対湿度(一般的な相対湿度とは違います)をコントロールする事により実現します。
この28度でも快適なお家になると、エアコンの苦手な人でも快適に過ごすことが出来るようになるのです。

このテクニックを知ってから、エスホーム事務所も28度の設定で快適に過ごせるようになりました。知らない時は25度とか24度で過ごしていたのですが、今は変なひんやり感が無くずっと快適です。

松尾式エコハウスまでは費用も考えると難しい、と言う方には応用編として別なタイプのお家も建てさせていただいています。

家中の暖房が家庭用エアコン1台で出来るのも夢では無くなりました。確かに最初は費用がかかるかも知れませんが、長い目で見れば健康的でお得になる家づくりです。

他社とは違うエスホームの家づくり

ここまで読んでいただいただけでも、他社とは家づくりに対する考え方が根本的なところから違うと感じていただけたのではないでしょうか。

宇都宮市の注文住宅づくり 間取りの打ち合わせ

エスホームのやり方は他社様と比べて、お打ち合わせの回数も多く、お客様にとって手間はかかるかもしれません。
しかし、一生に何度もない家づくりです。せっかく建てるなら、満足できるお家にしたくありませんか?
エスホームでは、お客様が理想とするお家、希望する間取り、何でも、何度でも、私たちにお伝えください。エスホームでは技術と知識と情熱をもって、お客様のお家づくりに取り組んでいきます。

まずは、あなたのお話をお聞かせください

  • お客様にとって、本当の意味で満足のいく家を作ること
  • 満足感の高い家を作りつつも、できるだけコストをカットしていくこと

この2つのポイントを考えて、また多くの家づくりを手掛けてきた結果、エスホームではひとつの答えにたどり着きました。
その答えとは、「お客様のお話をしっかりと聞いて、お客様に適した間取りを、一つひとつ丁寧に作り上げる」というものです。

宇都宮市の注文住宅に関する打ち合わせ

この方法をとると、時間と手間がかかります。お客様の希望を一つひとつヒアリングし、またお客様側に「自分たちの理想とする家とはどんなものか」に向き合っていただく必要があるからです。

しかし、手間と時間がかかる分、出来上がったときの満足度が違います。

エスホームで建てた家に新しく住み始めたお客様のなかには、「前からこの家に住んでいたような感じがする」と仰る方も珍しくありません。
それは、お客様から希望を伺い、お客様の意見を最大限反映させ、そこにエスホームの技術を組み込んでいるからです。
結果、「希望通りの間取りであり、また住みやすいように工夫のされた家」が仕上がります。つまり、使いやすく快適な家になるのです。

西村ネクタイ写真

最後までお読みいただきありがとうございます。
多くの方が住宅業界の勝手な常識に振り回されてきたことを見てきました。あなたには、そのようになって欲しくはありません。
間取りの考え方についてもそうです。ある住宅会社は、間取りの作成を依頼したときに1つの間取りしか出さないそうです。多くのお施主様は、間取りを依頼されるときに考えがまとまっていない状態なので、1つの間取りだけで決まることはないのです。

あなたのための家づくり、一緒にしませんか。
まずは、見学会へご参加ください。ここに書いてある事が実感できるはずです。

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