Passive Design

太陽に素直な設計

宇都宮の松尾和也式パッシブ設計の家
宇都宮の松尾和也式パッシブ設計の家

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太陽に素直な設計

私たちが考える住まいとは、単に断熱性能や設備に頼るのではなく、自然の力を最大限に活かした空間づくりです。

それが、エスホームの「太陽に素直な設計」です。

土地には一つとして同じ条件はありません。隣家の位置や街並み、風の通り道や太陽の角度を丁寧に読み解き、その土地ならではの「最適な光と風の設計」を行います。

たとえば、冬にはリビングに暖かな陽だまりが広がり、家族が自然と集まる空間を。夏には軒や窓の工夫で強い日差しを抑えます。冷暖房に頼りすぎず、自然の心地よさを味わえるのがエスホームの特徴です。

また、光は暮らしのリズムを整える大切な要素です。朝日が差し込む寝室で目覚め、昼は明るいリビングで家族が過ごし、夕暮れには落ち着いた光が一日の疲れを癒す。そんな「光に寄り添う暮らし」が、毎日を特別な時間に変えていきます。

私たちは、住まう人が長く快適に、そして環境にもやさしい暮らしを実現できるよう、一邸一邸に真摯に向き合います。

「太陽に素直な設計」でつくられた住まいは、四季を通じて快適で、光熱費の削減や健康にもつながる、未来へ誇れる家です。

太陽に素直に設計して光熱費を大幅削減

「太陽に素直な設計」とは、自然のエネルギーや節理を有効利用するエコな設計手法のこと。



建築する立地条件に合わせて行う、完全オーダーメイドプランです。

お日様の膨大なエネルギー

日射は空から降ってくる無料のエネルギーです。南面の大きな窓は、ペアガラスでも電気ストーブと同じぐらいの熱量を室内に取り込みます。
このエネルギーを冬は有効に活かし、夏は適切に遮断するために、パッシブ設計では建物の立地や隣地の状況はもちろん、緯度、経度、方位を加味しながら間取りや建物の形状をプランニングします。

日射強度

theoryパッシブ設計の4つの手法

Theory1

日陰から逆算して日射を確保

Theory2

冬の南面の日射取得を最大にする

Theory3

夏は日射を建物の“外”で遮る

Theory4

表面積が少ないほうが冷暖房効率UP

Theory1 日陰から逆算して日射を確保

平面図で間取りを決める際、多くの設計者は日当たりの良い南側にリビングを配置します。セオリーとしては間違っていませんが、必ずしも正解ではありません。なぜなら、その建物を建てる敷地の条件によって、必ずしも南側が一番陽が当たるとは限らないからです。

下の図の敷地の場合、敷地の北側がもっとも日陰が少ないことが分かります。この場合は建物を敷地の北に寄せて配置し、あえてリビングを北側に配置して吹抜けや壁の段差を利用して日当たりを確保する、という選択肢も検討します。

日射取得
日影図

日射取得の工夫

Theory2 冬の南面の日射取得を最大限にする

冬は太陽の熱を最大限室内に取り込みたいので、南側には窓をたくさんとります。できるだけ建物が真南を向くように、土地の条件などでずれることがあっても極力20度以内に収まるように建物を配置します。

平面だけでなく、立面でも、壁の高さや吹抜けを利用して南面の窓を確保します。
家を暖かくするために断熱性能を上げるとコストアップしますが、日射取得のための設計の工夫はコストアップしません。

日射取得の工夫

Theory3 夏は日射を建物の“外”で遮る

冬のために南面に大きな窓をとるということは、そのままでは夏にも莫大な熱エネルギーが室内に入ってしまいます。そのため夏には適切な日射遮蔽のための工夫が必要です。
代表的なものが「庇」で、建物の配置角度が真南に対して20度以内であれば有効です。また、高度が低い東や西からの日差しは袖壁で防ぐことができます。建物の立地条件や配置角度によって庇や袖壁の長さを検討します。

配置角度が20度以上の場合や、立地面やデザイン面で庇や袖壁の設置が難しい場合には、アウターシェードや外付けブラインドを使用します。いずれにしても、カーテンのように室内で日射を遮蔽するよりも、建物の外で遮蔽をするほうが圧倒的に効果的です。

日射遮蔽の工夫

Theory4 表面積が少ないほうが冷暖房効率UP

室内で空調された温度は、壁や屋根、窓といった外気と接する部分から抜けてしまいます。断熱性能を上げることで熱の損失を減らすことはできますが、表面積は少ないに越したことはありません。

下の図は、全て同じ容積の住まいのイメージです。容積が同じでも表面積や日射取得の効率は形状によって異なります。立地条件やお施主さまの間取りの要望を伺いながら、適切な形状を検討します。

住宅の表面積
住宅の表面積

太陽に素直な設計のよくある質問

建物が真南ではない場合はどのような設計にするのですか?

真南を向いた敷地はそれほど多くありません。コンピューターを用いてどのように日が当たり、日射取得が得られるか見ていただきながら設計していきます。

近隣の建物や樹木があるのですが、日当たりが心配です。

近隣の建物や樹木は、時に大きな影を落とします。これらにつきましては、コンピューターを見ていただきながら、日当たりを確認していただきます。
近隣の建物や樹木の高さなど未確定要素も多いのですが、参考になることは間違いありません。

夏の日差しは防げますか?

高断熱住宅の場合、夏の暑さ対策が大切です。計画するときに庇やシェードなどの日射遮蔽対策をおすすめしています。

冬は暖かく過ごせますか?

太陽の熱は、無料で利用できる暖かい暖房です。冬には積極的にお家の中に入れ温められるように窓の配置などの計画をします。

「太陽に素直な設計」とは何ですか?

太陽の動きや季節ごとの日射を考慮し、自然光と熱を効率よく取り入れる設計のことです。冬は暖かい光を取り込み、夏は強い日差しを遮る工夫をすることで、冷暖房に頼らず快適に暮らせる住まいを実現します。

他社とどのように違うのですか?

一般的な住宅は断熱や設備中心で考えられがちですが、エスホームでは土地ごとの条件を徹底的に分析し、窓の配置や軒の出まで一邸ごとに設計。自然の力を味方にする点が他社との大きな違いです。

夏の暑さにはどのように対応しますか?

南面の窓には深い軒を設け、直射日光を防ぎます。また、各部屋の必要エネルギーを計算し、エアコンの無駄を無くします。

冬でも暖かく過ごせますか?

冬は太陽の低い角度を計算し、日差しを室内にたっぷり取り入れます。床や壁が太陽熱を蓄えてやさしく放熱することで、自然な暖かさを感じられます。暖房効率も高まり、光熱費削減にもつながります。

光が入りすぎて眩しくならないですか?

採光は量よりも質が大切です。窓の位置・大きさ・ガラスの種類を調整し、やわらかな光を取り込む工夫をしています。明るさを確保しながらも、眩しさや暑さを感じにくいバランスを実現します。

窓が多いと防犯面が心配ですが大丈夫ですか?

防犯を考えた窓配置やシャッター、面格子、必要であれば防犯ガラスの採用も行っています。採光・通風と安全性を両立させる設計を重視しており、安心して快適な暮らしを送れるよう配慮しています。

自然の光や風を取り入れると、省エネ効果はありますか?

はい。太陽に素直な設計をすることで、冬の暖房効果や夏の遮熱効果が高くなり、冷暖房の使用を減らせます。これにより光熱費の削減はもちろん、CO₂排出の抑制にもつながり、環境にやさしい暮らしを実現できます。

雨や曇りの日でも明るさは確保できますか?

光の入り方を考えた設計により、曇天時でも室内は自然光で十分な明るさを確保できます。また、必要に応じて高窓や吹き抜けを活用し、日常的に照明に頼りすぎない暮らしも実現します。

土地が狭い場合でも「太陽に素直な設計」は可能ですか?

もちろん可能です。隣家の影や敷地条件を綿密に分析し、その土地に合わせた最適な窓配置や建物形状を提案します。狭小地でも光と風を取り入れる工夫により、快適な住まいを実現します。

住宅の暖かさを表す性能は、断熱性能(UA値)や気密性能(C値)が基準となっていますが、


日射取得・日射遮蔽といったパッシブ設計の要素は含まれていません。

しかしお日様の熱は確実に、冬は家を温めてくれますし夏は家を熱します。

性能値だけにこだわるのではなく、太陽に素直に設計をすることで本当の快適さとエコな暮らしを実現できるのです。

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