空調設備設計を教わっている凰建設の森さん設計のお家を見てきました!

今までは、空調設備を教わってきた凰建設の森さんですが、今回は実際に設計して建てたお家を見学させていただきに岐阜まで行ってきました!

最近は岐阜で活躍されている方が多く感じますね。
設計の大橋さんに、資金の岡崎先生、照明の倉坪さんと、ご指導をいただく方がなぜか岐阜が多いのです。
岐阜日帰りもしたり。

今回は、凰建設の森さん設計のお家を紹介します!

凰建設の森さんのお家は、等級7の家

凰建設の森さんが設計するお家は、当たり前のように等級7の性能を持っています。
と言っても、今回のお家は少し違そうです。写真で見てお分かりの通り、両側に大きな建物に挟まれ日当たりが悪そう。

でも、中は素敵に仕上がっていました!

1階 子供部屋

1階の子供部屋は、将来仕切られるようになっています。今は、洋室という感じですね。

玄関には、素敵な柱が良いアクセントになっています。この日は2棟のお家を見せていただいたのですが、両方とも玄関をホールとして仕切ってはおらず、お部屋と一体としています。こちらでは、この作りでも問題ないそうです。

床下エアコン

階段下には、床下エアコンを設置してありました。今まで床下エアコンは隠すことを考えていましたが、このようにさりげなく設置するのも違和感ないですね。
エアコンの上に付いているのは、給気口です。冬は外から入ってくる冷たい空気をエアコンで温めて床下に吹き込みます。

窓を2重に付けていました。この地域は準防火地域なのでサッシ性能を上げられないため2重にして防いでいます。この方法は初めて見ました。
閉めた時の収まりもキレイにできています。サーモカメラを見ると開けた時は窓部分の温度が下がっているのがわかりますが、閉めると温度差は壁とほとんど無くなります。

2階LDK

2階はLDKになっています。少し天井が低く見えるかもしれませんが、実際にはそのような感じはしません。キッチンは、写真を撮っている私の背中側にあります。お酒セラーもありました。

ロフトから見たキッチン。幅があって使いやすそうですね。

和室

2階 LDKの奥は和室になっています。LDKのカウンターでは、お子さんが自主学習!真面目!!
和室の障子がキレイです。
カウンターの収納は、無印良品に合わせて作ったのだそうです。便利ですよね。

2階ロフトと階段

ロフトへの階段もオシャレにできています。
段板の下の方には、縦に板が貼ってありますが、この板は物を置いたときに落ちないようにするためだそうです。気流止めではありません。

森さんは、階段の蹴込み板に穴を開けて冷気が落ちてくるのを感じさせないようにする技も使う方なので、何かあるのかと考えてしまいました。

森さんは、この窓から見える隣の建物の屋根が好きなのだそうです。確かに、かっこ良かったりしますね。

冷房用エアコン

冷房用エアコンは、小屋裏ロフトに付いています。
エアコンの上にあるのは吸気口です。夏はここから水蒸気の多い湿った暑い空気が入ってきますが、その暑くて湿った空気をエアコンに当てて、除湿して冷やしてから放出させます。このお家は、縦型区画が階段スペースしかないので、ここで直接下に落とせるようにしています。

隣の家との隙間が凄い!

隣の家との隙間は、この写真を見てください!

いや〜、どうやって作ったのでしょうか???

このコンクリート壁もカッコよく見えてきますね。

森さん、見学させていただきありがとうございました!