冬のエコキュートは電気代が思ったよりも掛かっている?
エコキュートと言えば、エネルギーを抑えるための給湯器として多く使われるようになりました。タンクを見る事も多いですね。
エコキュートが出た頃は深夜電力も安く、電気代は1000円/月〜1500円/月と言っていたものです。エコキュートは安い深夜電力を利用してお湯を作り、安く給湯できると言うのが売りだったのです。
ところが、深夜電力もそれほど安く感じられなくなり、電力会社でさえ昼間にお湯を作るように言い始めています。太陽光発電などと組み合わせると効果的なのですね。
ところが、電気代の安いはすのエコキュートでもある時期は思ったよりも電気代がかかることがわかってきました。
その時期が「冬」です。
元々寒い時期ですから冬に電気代が増すのは仕方ないこと思いますが、それだけではないようなのです。
と言うのも、寒い冬にお湯が冷めないようにマトモにヒーター(温熱器)で保温しているそうなのです。私はお湯の沸かし直しをしているのかと思ったらそうでは無さそうです。
定かではありませんが、エコキュートが冬に利用する保温電気は300wと言う話を聞きました。
そこで、電気代を計算してみます。
エコキュート0.3kw × 電気代30円 × 24時間 × 30日=6480円
(1月間、常時保温した場合です)
実際ここまではかかっていないようですが、まあまあ合ってそうです。
これに、通常の湯沸かしのための電気代がかかりますから、1万円近くまで電気代がかかることもあるのかもしれません。
全然、安くない、ですね。
実際に、お客様からも冬のエコキュートが思ったよりも掛かるというお話をいただいたことがあるので、大きな間違いはないかと思います。
寒い冬限定、と言うことなのですが。
これらについては、カタログにも掲載されていないので不明な点が多いので、参考程度にしてください。
寒い地域の屋内エコキュート!
寒い地域ではエコキュートはどうするのでしょうか?
それは、タンクを屋内に置く方法をとっています。
冷めませんし、お家の中を温めてくれます。
そこで、私も自邸で試してみました。
で〜〜ん、とタンクが構えています。
機械室のようなスペースを1畳分作り、そちらに設置しました。
メンテナンスも必要なので、そのスペースになっています。
エコキュートは、基礎に増し打ちをして耐圧板部分から上げています。
ヒートポンプ(エアコンの屋外器のような物)は屋外に置きます。そこまでは配管になりますが、エアコンとな時ような構造だからか配管は意外と長さを取ることが可能です。
少しは水道屋さんの作業も楽になると良いですね。
この機械室にエコキュートだでけは勿体無いので、ブレーカーやTV用分配器なども付ける予定です。
屋内エコキュートはダイキンだけ!
屋内にエアコンを置くのは北海道などでは珍しくないのですが、置くことを認めているエコキュートのメーカーはダイキンだけしかありません。
壁からの隙間も、ダイキンはおおらかです。
色々と事情はあるかと思いますが、ダイキンはエアコンでも融通を利かせてくれることが多い会社です。
住宅屋さんがエコキュートまでは作れません。この辺りは家電メーカーなどに頼むことになります。ところが、新しい方法で行おうとすると対応できない、と言うメーカーが多いのです。
最近はクレーム対応も大変なので厳しくなっているのかと思いますが、もう少し対応してくれるとたすかります。
エコキュートが壊れるのは、冬が多い!
エコキュートが壊れる時期は、断然冬が多いです。
宇都宮でさえ外部の気温は−5度、内部は90度、と言うほぼ100度の温度差になると機械も大変なのでしょう。
大体、10年目位から調子悪くなることがあります。
内部の配管が割れて水が漏れたり、基盤が痛んだり。
10年過ぎた場合には、エコキュートを見てあげてくださいね。タンクの下から水が漏れていたら早めに連絡を!