アメリカンハウスをイメージしつつ、予算を超えない範囲でアレンジした。屋根のカタチ、窓の位置、外からの見た目にもとことんこだわった外観。「雑草抜きだけは勘弁」と、土の部分には徹底して防草シートを張り、趣味を楽しみつつ日々の手間を省くひと工夫。
カーテンを天井から下げることでリビングがより広く感じられる。カーテンレールに埃がたまらないというメリットも。カーテン屋さんの勧めで、片方に寄せるほうがより広く見えるということで、そのようにした。飾られた植物も部屋の雰囲気にピッタリ
下がり風天井にして、リビングダイニングと雰囲気を分けたキッチン。冷蔵庫はコンロ側に置き、料理中に食材を取り出しやすく、カップボードは左側置くことでリビング側からの見栄えが良くなった。カウンターを少し高めにしたのは、手元を隠すだけでなくダイニング側のニッチの高さを確保するため。テーブルの高さとニッチが合うように使い勝手の良さも考えた。
LDKにはキッチン収納以外に3つの収納を設けた写真左から大きなクローゼット。その右が文房具や薬など入れる収納で、パントリーがわりに水のストックなども入れている。そして、奥様左側は奥様の趣味の裁縫道具入れ。洋服の生地がたっぷり入っている。
なんでもかんでもしまうというリビングクローゼット。入れるものを想定して、エリアを分けて計画。掃除機のためのコンセントを設置したり、ハンガーラックも付けクローゼットの機能を持たせたり、使い方をはっきりさせて散らからない工夫がいろいろ。「本を読む時にも、落ち着いて過ごせます」という奥様の書斎にもなっている。
裁縫用のミシンが置かれたテーブルは、造り付けも考えたが、オーダーでつくった。ダイニングテーブルと雰囲気を合わせ、電源ケーブルを通す穴を付けている。細かな作業があるので、手元を照らす明かりは必要があって付けたがかわいいものを選んでお部屋のアクセントに。
将来はベッドを置く予定の寝室。ウォークインクローゼットの入口をアーチ状にした。ウォークインクローゼットのハンガーラックは2段。たっぷり収納できるので衣替えの必要もない、ハンガー掛けにすることで畳む手間も省ける。写真左側の収納はバックや小物をしまっている。カタチが違ってかさばるものを別にすることで使うときにぐちゃぐちゃになる心配なし!