栃木県 | K様


当初の予定だと梁まで2階スペースをとり、室内洗濯干しスペースを予定していましたが、吹き抜けの解放感を重視して削りました。梁と同素材を利用し、ホームシアターのスクリーンの収納を制作、デザインを統一しました。

換気機器は予定では壁付けのものでしたが、施工の最後で天井埋込式のものにしました。「 要望に最後まで応えてくれました」とご主人。





タイル職人であるお父様の腕が光るキッチンカウンターのニッチは、テーブルの高さに合わせて制作。テレビ下の棚も蓄熱暖房の熱と、使い勝手を考慮した高さに調節しました。

壁面はホワイトの壁紙のほかに、小上がりには珪藻土、間接照明部分やワンポイントに栃木県で採掘される大谷石を使用しています。

「 収納には、何をしまいますか?」打ち合わせの際に出される工務店さんからの宿題で、しまいたい物に合わせた収納を実現できました。


寝室の東側には、風通しのため窓を取り付けました。朝の光が差し込みます。お隣のウォークインクローゼットは、日焼けを防ぐため床付近に風通し窓を取り付けました。

子供部屋予定の2階の2部屋は、現在お客様用の部屋です。まったく同じつくりですが、ベランダ側は施工中に産まれた長女美咲ちゃんの部屋になる予定です。

2階の南側には、ふた部屋と吹き抜けを貫くベランダがあります。たまった洗濯物もらくらく干せます。

1階の大きなトイレは、奥様のご要望。カウンターや壁の大理石は、つい長居してしまいそうな高級ホテル風のデザインです。トイレを広くしたため家の一部が飛び出てしまったのですが、少し変形して余った敷地を上手に利用して、納めることができました。


お風呂の壁には外装にも利用できる固くて丈夫なタイルを、天井には防水処理を施した大谷石を使用。洗面所にはボーダー柄のタイル。これらもタイル職人であるお父様のお仕事です。

奥様と職人視点のお父様が衝突する時にも、調整役として大きな効力を発揮したというエスホームの西村社長と川井さんご家族。

ベランダの柵やドアのデザインにアクセントになっているウッディな素材は、実は腐食の心配のない金属製です。