「先進的窓リノベ事業補助金」が、やっと振り込まれるようです。時間、かかりましたね!

今年、2023年の補助金の話題といえば、これでした!

「先進的窓リノベ事業補助金」

窓の断熱改修をすると、補助金がもらえるという制度。
今までも似たような補助金がありましたが、今回は金額が大きい!

なんと、最大200万円も出るのです!

一般的なお家ですと、窓の断熱改修をしても200万円もかかりませんから、どれだけ高額かがわかりますね。

私の父も利用した「先進的窓リノベ事業補助金」

実は、私の父もこの「先進的窓リノベ事業補助金」を利用しました。
と言うのも、父は寒〜い家に住んでいるのです。

ペアガラスですが、どれだけ役に立っているのかわからないレベル。

2022年には、寒くなり初めの頃ヒートショックで亡くなった知り合いが何人かいらっしゃいました。なんとか2022年のシーズンは乗り切った父ですが、このままで良いわけがありません。

私が窓のリフォームを進めて工事を行うことになりました。

父の家は、なかなか広いので窓のリフォームにも費用がかかります。
その額、220万円(税込)。
結構な金額です。

そこで、この「先進的窓リノベ事業補助金」を利用しようとなりました。

計算してみると、120万円以上の補助金をもらえるようです。

申請したのは、遥か昔なのですが、やっと振り込むという連絡が来ました。

その「お知らせ」がこちらです。

56%の補助金が出た!その額124万円!

なんと、補助金の金額は1,248,000円!

実際にかかった費用の56%になります。

これだけ率の良い補助金は、なかなか無いでしょう。

一般の家の場合には、もう少し割合が大きくなると思います。

と言うのも、私の父の家は掃き出し窓が多く、元々の補助金の割合が悪かったかからなのです。

それにしても、すごい金額の補助金ですね。

それでは、今年の補助金の予算は、どのくらい残っているのでしょうか?

「先進的窓リノベ事業補助金」補助金は、まだ80%残っている!

この補助金、開始当時はすぐに無くなってしまうのではないかと言われていました。これだけのお金をもらえるのですから、当然ですね。

ところが、今現在の予算がどのくらい余っているのかを見てみると、こちらです!
2023年11月20日時点(「先進的窓リノベ事業補助金」のHPより)

なんと、いまだに80%もの予算が残っていると言うのです。

では、どのように予算が使われてきているかというと、グラフがあります。こちらです。

キレイに右肩上がりですね。このグラフの角度は、サッシ業者さんが工事を出来る限界を示しているようです。

要するに、全国の工事の体制が追いついておらず、これ以上の工事ができないために、補助金が残ってしまっているようです。

ババを引くのは誰だ!実は恐ろしい補助金!

実は、補助金を積極的に利用できない理由があります。

それは、窓の工事をしたにも関わらず、補助金が下りない可能性があるのです。

と言うのも、サッシの工事をして補助金の申請をしたときに運悪く予算が無くなってしまったら、補助金は出ません。

いつ補助金が無くなるのかは、正確にはわかりません。

そのため、補助金が出るかと思っていたのに出ないということもあり得るのです。

それも、「先進的窓リノベ事業補助金」は今までの補助金以上に厄介な補助金なのです。

それは、補助金の額が大きいため。

補助金が出なくなってしまった場合、お客様に補助金の肩代わりをしていた施工会社があるのですが、今回の補助金は工事の利益よりも遥かに大きな金額なのです。

例えば、200万円の工事で、100万円の補助金が出るかと思っていました。
しかし補助金は出ませんでした。
そこで、お客様が施工会社に「補助金の分、お前の会社で100万円出せ!」と言ったばあい、工務店にとっては悲劇です。

工務店はもともと100万円もの利益はありませんので、完全なマイナスになってしまいます。

資金繰りの厳しい工務店なら、倒産にもつながるレベルです。

補助金には、このようなリスクもあるため、エスホームでは「補助金が下りるかを確約はできません。補助金が受け取れない場合もあります。」と言っています。

期待だけさせてしまっては、申し訳ありませんので。

来年も「先進的窓リノベ事業補助金」は、あります!

この窓改修の補助金ですが、来年度も行われます。

そこで、窓の改修を希望されるのであれば、今から準備をしておく事をお勧めします。

その準備とは、エスホームのようなサッシ改修をしてくれる工務店に声をかけ、サッシのサイズを確認してもらい、見積もりを出してもらっておくことです。

補助金の詳しい内容がわかり、着工して良くなったら工事をしてもらうようにしましょう。

いずれにせよ補助金は有限ですので、早めに動いておくことが得策です。

危険性がゼロではありませんが、とっても良い補助金です。

あなたも、来年には活用してみてはいかがでしょうか!

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