「南三陸311メモリアル」2022年10月1日オープンした施設に行ってきました!

あの隈研吾さんがグランドデザインをされた道の駅「さんさん南三陸」。

その中でも最後の施設と言ってもいい「南三陸311メモリアル」が、今年2022年10月1日にオープンしたと伺ったので行ってきました。

昨年行った時にはまだ鉄骨の骨組みのみで、何ができるのかと思っていた建物です。

南三陸町の町長 佐藤仁さんからもご案内をいただきました

実は、10月頃だったでしょうか、南三陸町の町長 佐藤仁さんからご案内をいただいていたのです。

「河北新報」という新聞の広告面に「南三陸311メモリアル」がたっている道の駅の「さんさん南三陸」を掲載し、その誌面を送って下さいました。

左下には、グランドデザインをされた隈研吾さんが腕組みをされている写真が載っていますね。

町長のご署名は、印刷かと思いきやしっかりとご自身で書かれているようです。
なかなかの達筆!

と言っても、町長さんとは知り合いでもなければ会ったことも無いので、こんなに手間をおかけして、申し訳ないやら、ありがたいやらです。

とにかく、ありがとうございます。

南三陸311メモリアル

南三陸311メモリアルの駐車場からは、このように見えます。

結構横に長い建物で、右側は「公共交通ターミナル」、左側は南三陸ポータルセンター(観光インフォメーション)です。

正面から見るとこのようになっています。

グワ!っと迫り出してくるような迫力!

隈研吾さんらしい、この木材の使い方。

地元の南三陸杉を利用しているそうです。

南三陸311メモリアルの中は撮影不可でした。

というのも、この中の内容をご覧になればお分かりにかると思います。

実際に被災され、逃げ延びた方のお話をビデオで見聞きすることができるのです。

それら貴重な話を聞くと、このような表現が正しいのかわかりませんが、まるで「地獄絵図」を見ているようだったのでは無いかと思ってしまいました。

震災を考える場

南三陸311メモリアルの中心には、50人ほど入れる広いホールがあります。

壁3面に大きな画像が流され、災害にあったときにどのような行動をとるべきか考え学べる施設です。

私は時間の都合もあり、朝一番の回に参加。

入場者は私一人、それでも進行の方はとても丁寧に説明をしてくださりました。

その方は、なんと大田原の大学に行っていたというではありませんか!
そう、あそこです!!

なんと言いますか、それだけで親近感湧きますね。

20代でお若い方で、震災は子供の頃だったとか。
流され、生き残ったお友達もいるそうです。

色々と聞いてしまったのですが、失礼ではなかったかな。

話すのが辛いこともあるかと思いますが、次の世代に伝える役目はとっても重要です。

無理をせずに、伝えていただければと思います。

お時間は1時間ほどかかります。

ゆとりを持って行かれることをお勧めします。

トイレ

面白かったのがトイレ。

トイレに不釣り合いな写真が!

私はこういうの嫌いでは無いので、ハマってしまいました。

ぜひ、南三陸311メモリアルに行った際にはトイレにもお寄り下さい。

ウサギさんのオブジェ

南三陸の街があった場所を見下ろすかのようにウサギのオブジェがありました。

今調べたら、このウサギはソファーなのだそうです、、、
座ってよかったんだ。

1.作品コンセプトとして

座って、触れて、楽しめる、大きな大きなウサギのソファー
耳は大きく辺りを見守り、身体はゆったりリラックス
座って感じる、あの日のぬくもり

作者:石村 大地

2.技法的アプローチとして

実用品としての強度、安全性を考慮しつつ、自身の特徴である「うさぎ」、「ラップ塗装」を表現した作品となっております。

だそうです、
言ってよ〜!!!

よ〜し、来年は座ってやるぞ!!!!

南三陸に行かれた際には、ぜひお寄り下さい。

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