「陸前高田アムウェイハウス まちの縁側」あの、隈研吾さんの作品です!

南三陸でプレゼントを渡した後に、北へ1時間ほど走り陸前高田へ行きました。

あの「一本松」で有名になった場所ですね。

目的は、そこに建てられた、あの隈研吾さんが設計しグッドデザイン賞も受賞した建物を見にいくためです。

快晴の中、見ることができました!

「陸前高田アムウェイハウス まちの縁側」

隈研吾さんらしい、材木をふんだんに使った建物です。

建物は左右に分かれ、真ん中には通路があります。

ここの木組みにもこだわりがあります。
見たことがないような作りです。

グッドデザイン賞の説明によると

「訪れる人たちが陸前高田の歴史や文化を感じられるよう、気仙大工の卓越した技術と地元の気仙杉を生かした親しみやすい建物」

として完成したそうです。

街を見渡せる展望デッキ

特徴的なのが、この展望デッキです。

ダイナミックに太い材木を組み合わせて作られています。

上まではスロープで登ることができます。

展望台には少しの段差があり、多くの人が登っても見渡せるような工夫がされているようです。

展望台から見渡した景色がこちらです

以前は、ここから松林が見渡せたのでしょう。
今は、長い堤防と、嵩上げされた野原、遠くに「東日本大震災 津波伝承館」を見ることができます。

大きな軒を作る「せがい造り」

建物の特徴の一つが「せがい造り」です。

「せがい造り」とは、軒裏にもう一本材木を入れ軒を深く取る工法です。
この写真を見ると少しご理解できるかもしれません。

最近では一般的に利用されている工法ではありません。
伝統的な工法で、古民家などに採用されています。

隣に立っていた建物

これは、倉庫でしょうか?
小さいのですが、重々しい作りになっています。

隈研吾さんらしい建物

栃木県にも隈研吾さんが設計した有名な建物がいくつかありますね。

隈研吾さんらしい建物と感じました。

ただ、完成してから2年なのですが、材木の変色がかなり進んでいました。

これから、どのように変化していくのか、傷んでいくのか、何年もつのか、近くに行った時にはよってみたいと思いました。

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