Contents
皇居一周の旅をしてきました!
その時の記録がこちらです。
1周しても、10kmは行かないのですね。
散歩やジョギングには丁度いいコースなのでしょう。
途中で、ショートカットする道もあったりと、時間の都合に合わせても長さを選ぶことができます。
私の場合、ジョギングではなくて散歩なのでそれなりに時間がかかっています。
私が障害物?
スタート地点は、地図の赤丸がある場所。
その日泊まったホテルです。
クイーンベットだったのですが、7500円くらいと格安でとても良いホテルでした。
この辺りのホテルは高い印象がありましたが、コロナのせいかとっても安い。
歩き始まったのは、セミナーが終わって、夕食を済ませた8時過ぎ。
暑く無いこの時間を選びました。
歩き始まって、最初の障害がジョギングの人々。
みなさん、反時計回りに走っているのですね。
そのようなことを知らない私は、時計回りに歩き出しました。
大手門
皇居周りについてまず見えてきたのが大手門。
1607年に完成した、江戸城の正門。
鉄砲30丁、弓10、長柄20と厳重だったそうです。
皇居前広場
皇居の東側にある広場です。
さすがにと言いますか、誰もいませんでした。
ここからは丸の内のビル群を見ることができます。
ビルの先には「東京駅」が隠れています。
なかなか気持ちの良い場所です。
二重橋
これがあの二重橋です。
写真ではなんとか写っていますが、実際には真っ暗でこんなには見えませんでした。
iPhone12Pro君が頑張ってくれました。
この写真の左にある門が「皇居正門」です。
この橋は昭和39年6月に架け替えられました。
新年の一般参賀の際には通れるそうです。
桜田門
桜田門は1860年(安政7年)に起きた、水戸藩浪士らによる大老・井伊直弼の暗殺事件、いわゆる「桜田門外の変」で有名な門です。
1636年に完成しました。
江戸城の門は大小2つの門で作られていて、攻められた時にそこに閉じ込めて一網打尽にすることを狙っていたそうです。
桜田門:第二の門「渡櫓門」
ここは江戸城としては内側から撮っている写真です。
内側にあるのが第二の門になるのですね。
この門の先を左に曲がるともう一つ門があり外に出れます。
散歩の順番で紹介しているので、第二と第一の門の順番が逆になっています。
桜田門:第一の門「高麗門」
この写真は、皇居の周りを取り囲んでいる通り側から撮ったものです。
私の背中には、あの「警視庁」がそびえ立っています。
それで、警視庁のことを「桜田門」と呼ぶのですね。
納得。
ところが、私はすぐ道路反対側に警視庁があることに気がつかず、さっさと次の場所へ向かいました。
残念!
半蔵門
半蔵門と言えば「半蔵門線」しか思い浮かびませんが、ここが本物の半蔵門です。
半蔵門の由来の一説として「ここは地形的に守りが弱く、家康の信頼あつい服部半蔵の伊賀衆をこの門の守備につかせたから」というのがあるそうです。
不思議なのは、このように土手で城内外がつながっている箇所がいくつかあるらしいのですが、どうみても弱そうですね。
「忍者ハットリくん」は、服部半蔵の子孫だという噂があります。
忍者ハットリくんは「服部カンゾウ」。
田安門〜半蔵門までは、皇居と反対側も見よう!
「田安門〜半蔵門までは、皇居と反対側も見よう!」というタイトルにしました。
なぜかと言えば、私が見逃したからなのです。
この辺りで皇居側から見ることが出来る建築物と言えば、
- 警視庁
- 国会議事堂
- 国会図書館
- 最高裁判所
- 国立劇場(これには気がつきました。)
少し歩くと「首相官邸」、
少し頑張れば「迎賓館 赤坂離宮」
と、まさに日本の中心という場所。
あの日比谷高校は、それらの真ん中あたりにあるのですね。
今地図を見ていて気がつきました。
もと、キョロキョロしながら歩いていればよかったです。
と言っても、暗くて全くわからなかったのですよね。
昼間なら、昼間なら、また違った景色を見ることができたかもしれません。
靖国神社
おっ!何か見えてきたぞ!
と思ったらそこは靖国神社でした。
中には、数多くの提灯がありました。
残念ながら、神社の建物までは行くことができませんでした。
柵で仕切られていたのです。
何かのイベントをやっているようでした。
田安門
1636年に完成した門です。
こちらも、第一の門と第二の門の2つの門を総称して「田安門」と言います。
田安門:第一の門「高麗門」
靖国神社の入り口あたりから見ることができます。
立派な木が茂っていますね。
この門の内側は、このようになっています。
門の上に屋根をつけていますね。
これは、普段は門を開けておくためなのでしょうか。
木製の門に雨があたれば痛みますからね。
田安門:第二の門「渡櫓門」
この門の内側には、武道館があります。
その横を通って行こうとしたら、オリンピックの準備をしていて通り抜けることができませんでした。
そうなのです。
実は、この皇居一周の旅は、オリンピックよりも1週間ほど前に行っています。
オリンピック
まだ、オリンピック開催前だったので、このような案内がされていました。
と言っても、案内があったのは武道館の周りのみ。
「本当にやるのか?」
という雰囲気でした。
パレスサイドビルディング
ぐるっと回ってきて、そろそろ終盤というところにパレスサイドビルディングがあります。
設計は日建設計工務部チーフアーキテクト林昌二、施工は大林組、竹中工務店。
日本近代建築の傑作の一つ。
林昌二さんは、銀座十字路にあるあの丸い建物なども手がけています。
日本建築学会賞作品賞も受賞しています。
平川門
この橋はヒノキの木製で昭和63年に再建されました。
橋台は石造、脚桁には鉄骨が利用されています。
材木のヒノキは台湾製だそうです。
日本よりも良いヒノキが取れるのでしょうか。
この門は、罪人や遺体を出すために利用されていたそうです。
あの「赤穂事件」を起こした浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)も、ここから移されたそうです。
このように聞くと、歴史を感じますね。
また歩きたい!
初めて皇居を一周してみましたが、散歩には丁度良い距離と、ちょこちょこある歴史的記念物。
とっても楽しむことができました。
それに、日本で一番安全な暗闇、と言えそうな雰囲気がとっても好きでした。
何しろ警察の方がたくさんいますので。
参考文献
- 環境省
- 一般財団法人国民公園協会:皇居外苑
- 東京とりっぷ
- ひとりで東京歴史めぐり