材料がありません
建築関係の方と会うと、必ず話題になるのが材料の問題です。
まず、材料がない。
私は、全国の工務店の方と会うことが多いので話を聞くと、地域によって若干不足している材料が違うようです。
これは、お付き合いしている業者にもよってしまうのかもしれません。
材料がないとどうなるのかというと、現場が進められなくなります。
家づくりは多くの種類の材料を順番に応じて重ねて作っているので、途中を端折るということはできません。
材料が無い部分で工事がストップしてしまうのです。
その部分の材料が入るまで待てれば良いのですが、そう簡単にもいきません。
最悪、建物が傷んでしまいます。
時には、養生と言って汚れたり傷まないようにカバーをしたりします。
今の所、少しづつは材料が動いているので完全ストップにはなっていませんが、6月頃にはどうなっているのか検討がつきにくい状況です。
少し前に約束していたのに、入らなくなったという話もあります。
結局在庫?
ただ、工務店仲間に話を聞いてみると、在庫を無理にしている会社もありそうです。
「断熱材で部屋がいっぱいになっている」
という人もいました。
確かに、断熱材は今ありません。
と言っても、断熱材は大量に利用する材料の一つなので、よほど大きな倉庫でも持っていなければ、あっという間に使い果たしてしまうでしょう。
ただし、このような行為が材料を不足させ、より悪い環境にしてしまっているのは明らかです。
と私も言っていますが、少し足りないだけで工事がストップしたりしてしまいますので、在庫をする気持ちもよくわかります。
早めの依頼が大切
では、どのようにするべきかというと、早めの発注ということになります。
仕様をしっかりと決めて、早めに業者に言って押さえておいてもらう。
そして、工事計画通りに納品を進める。
では、お施主様がどのようにすると良いかというと、はなるべく早く仕様を決めることです。
早めに仕様を決めれば、それだけ早めに発注ができて抑えることが出来ます。
これからの価格はどうなる?
また、これからも価格は少しづつ上がり続けることが考えられます。
待っていれば価格が下がる、という時代では無くなってしまいました。
材料もそうですし、職人さんの手間代も上がって行きます。
新建ハウジングさんによると、昨年から1年間で6%価格が上がっているそうです。
2500万円のお家で150万円上がったということになります。

感覚的には、そこまでは上がっていないような気もしますが、上がっているのは事実なので大きな間違いはないのでしょう。
また、数年前から助成金の関係もあり建物の高性能かが一気に進みました。単純に、同じ建物で価格が上がったのではなくて、高性能化に伴ったコストアップとお考えいただいた方が間違いありません。
家づくりを真剣に考える
家づくりは、今までは楽しく考えていればなんとかかると思っていた方も多かったと思います。
しかし、そうとも言い切れなくなってきてしまったようです。
今まで以上に、真剣に家づくりを考える。
そのようなことが重要になって来ています。
参考文献
新建ハウジング
建設物価調査会 「建設物価建築費指数」 2026年4月分


