今日は終戦の日。
私は経験していませんが、あの戦争から80年。
58歳になる私にとって、80年前に戦争があったことなど想像もできません。
今日本にいると感じられませんが、世界を見るとまだまだ多く無くなる気配さえありません。
20年前の記憶
もうすぐ20年前になりますが、今の会社で初めて注文住宅を建てさせていただいたお客様のことを、今でもよく思い出します。田中一紀さんという方でした。
お打ち合わせでは、住まいに対するこだわりや、ご家族への思いを丁寧にお聞かせいただきました。工事中も現場に足を運んでくださり、職人さんたちとも気さくにお話しされていた姿が印象的でした。今でも毎年、当社のカレンダーが届くのを楽しみにしてくださっています。
最近も新しい本を出版されたと伺い、相変わらずお元気でご活躍されているのだなと嬉しく思っています。

意外な発見
そんな田中さんについて、今年になって知ったことがあります。長年、「ピース宇都宮」という団体の代表をされて、宇都宮の戦争体験を伝える活動をずっと続けてこられていたのです。
20年前のお家づくりの際、田中さんはそうした活動のことは一切お話しされませんでした。きっと私たちに気を遣ってくださったのでしょう。でも今思えば、丁寧に話を聞いてくださる姿勢や、職人さんたちへの温かい眼差しに、そうした活動をされている方ならではの人柄が表れていたのかもしれません。
世界は思っているより
30歳の頃、オーストラリアやニュージーランドで英語を勉強していた時期があります。10ヶ国以上の国々から集まった、様々な年齢の人たちと一緒に学ぶ環境でした。

そこで感じたのは、国は違っても、人々が大切にしているものは案外似ているということでした。家族のこと、故郷のこと、平和な日常のこと。
同時に、それぞれの国の歴史や体験が、微妙に異なる空気感を生み出していることも感じました。その空気感とは「戦争」でした。世界的に見れば戦争が現実で、徴兵制のある国も多いと知ったのはその時です。
徴兵制は、韓国が2年、
台湾は1年。台湾は、2024年までは4ヶ月だったと言いますから、延長されています。
中国は人口が多いため、希望者のみで賄えているらしいです。台湾と韓国と日本の人口を足しても、中国は約10倍の人口がいますからね。
意外な方から教えていただいた宇都宮の戦争
また別の機会に、宮崎新さんという方とメールでやり取りをする機会がありました。きっかけは、私がブログに宮崎駿監督のことを書いたことでした。
宮崎新さんは監督兄弟の長男で、戦時中は宇都宮に疎開されていたとのこと。当時の宇都宮の様子を、リアルな体験談として聞かせていただきました。
疎開していた宮崎さんにとって鹿沼や宇都宮は最高に楽しかったそうですが、いじめなどもあり大変な面も多かったそうです。
知らないことの多さ
58歳になって思うのは、自分の住んでいる街のことでさえ、知らないことがまだまだたくさんあるということです。
歴史も、人も、街も。目の前にあるものの背景には、いつも想像以上の物語があります。そして、その物語を知ることで、今見えている風景が少し違って見えてくることがあります。
今日、8月15日。いつもと変わらない宇都宮の街並みを見ながら、80年前に何があったのか、そしてそれを語り継いでくれている人たちがいることを、改めて思い返しています。
人との繋がりは不思議なものです。思いがけないところで、思いがけない学びをもたらしてくれます。
今日は、目がぼけて、、、
今日は、目がボケて画面をよく見ることができません。
昨日、やってしまいました。
メガネをボキッと、

構造計算をしている時、少し休もうとベッドに横になるとポキッと音が、、、
昔のメガネを出してきて使っていますが、ダメですね。
子供もメガネが欲しいと言っていたので、一緒に買いに行きましょう。