エスホームの家づくりを見続けて10年。思いがかなったエコハウスは快適でした!

キャットウォークの床に採用したのは、お母様が覚えていたグレーチング。空気が抜けるので、全館で空気の流れをつくる松尾式エコハウスに最適。洗濯物を干してもよく乾くので、干場としても有効活用されている。眺めがよく、夜は希望通りの満天の星空、昼間は田園風景が遠くまで楽しめる。

リビングに向かって家族3 人が座れるようダイニングテーブルを配置。リビング側からは冷蔵庫が見えないようにキッチンの左側奥、壁に隠れている。「ペンダントライト、こういうのはけっこう悩みますね。サイズが決まったら早めに探すのがお勧めです」とお母様。
薄いベージュのキッチン。カウンターは、下に上開きのゴミ入れを入れるため、少し高いものを選んだ。窓は高い位置に設置することも考えたが、「窓枠に飾りを置きたかったので」と、この位置に。棚は当初予定していなかったが、「手塚大工に提案されて付けました」とのこと。
家族が居心地よく過ごせるように考えたリビング。縦にのびる空間をより広く見える色のクロスを選んだ。アクセントにもなっているキャットウォークは、「椅子をおいて、大きな窓を通して満天の星空をながめながらお茶を飲みゆっくりするスペースにしたい」とお母様が考えて設置した。
「ステンドグラスも2010 年ごろ流行っていましたね」とお母様。裏側にある階段への明かり採りになっている。東側、天井近くに設けた彩光窓からは朝日が差し込む。
暖房用床下エアコンはテレビ台の下にスペースを確保。「社長の提案で、なるべくお金がかからないように」と、エアコンを隠すテレビ台の前面はシンプルに1 枚板で造作してもらった。
広い玄関に長めの造り付けの椅子を設置。靴を履く時にとても楽。「花を生けるのがストレス解消になります」と、お家の各所に花を飾るお母様。玄関正面のニッチ(写真右上)は、「高さがなかなかイメージができなかったんですけど、中村さんが花を生けるならこのくらいあったほうがと、アドバイスしてくれて」と高くした。

階段はLDK の壁の反対側に真っ直ぐ上がるタイプに。階段の巾木は壁側に上から下まで通して斜めに側がわ桁げたという板を貼ることが多いが、階段の段の形に合わせた。この部分に、今後タイルを貼ることも考えている。

広めに確保した洗面脱衣室は、可動棚の活用などはまだこれから考えるとのこと。アイロン台も置いて作業できるようにスペースを確保している。

「万が一車椅子になっても入れるように」とトイレの入口は折れ戸を採用し大きく開くように。中も広いスペースを確保した。「形などにこだわって選んだら、便器はLIXIL、手洗いはTOTO になりました」と各所にこだわりが見て取れる。

キッチン脇に、お嬢様が勧めたお母様のワークスペースを設置。格子状の壁は「普通に壁でもよかったんですけど、設計の中村さんがこういうのもありますよと提案してくれて」と選んだ。クロスは落ち着いたグレーに。「広く感じられる色だということを勉強して選びました」(お嬢様)。

パントリーは、「母の気分が明るくなるようなクロスを選びました」とお嬢様。動きやすい広さを確保。収納ボックスは細かく分類したラベルが貼られ、それぞれに引き出しやすいようにタイヤが付いている。迷わず必要な物のところに辿り着け、重たい物が入っていても楽に取り出せる。お嬢様の気遣いがつまっている。

2階はお嬢様専用スペース。階段を上がると見えてくる洗面台は「どうしても水色にしたくて」と選んだ。配管が見えないのですっきり。右側のトイレのドアも含め、2 階ホールは青系で統一。洗面部分のタイルは1枚1枚丁寧に貼られている。ニッチは、ティッシュボックスがずれないように工事担当の後藤さんが金具を付けてくれた。

2 階トイレは雰囲気を重視。照明は、影がかわいらしく壁に映し出されるよう、壁紙を選び、隅のほうに設置した。

2階ホールに設置した納戸(写真右)と、お部屋に設置し、洋服を収納した広いウォークインクローゼット(写真左)。納戸はフレキシブルに考えて、棚は設置しなかった。「今後家を建てる方は、何を収納するのか想定して棚は設置してもらったほうが、手間もかからないし見た目もすっきり整うので、いいと思います」と、参考意見をいただいた。

好きなピンクのアクセントクロスを貼ったお嬢様の部屋。壁に設けた小さな棚は、はからずもぬいぐるみたちがぴったり収まったという。かわいいシャンデリアが華やかさを演出し、机まわりを彩っている。

玄関からトイレを挟んだ位置に配置したおじい様の部屋。「以前、エスホームで子ども部屋ごとに違う色のアクセントクロスを貼っていましたよね」というアイデアを採用。一面に落ち着いた色のクロスを貼った。天井は目が疲れないようにとアドバイスを受け、落ち着いた色を選んだ。おじい様は、外を眺められるようにベッドを斜めに配置している。

冷房用に設置した小屋裏は8 帖以上と、たっぷりしたスペース。広く確保できると、冷房の効率がよくなるという。

「間取りを重視して家づくりしていった結果この形になりました」という外観。裏山の緑に映える外観は、太陽光パネルをのせた時にできるだけ効率よく発電できることも考慮している。