長野県北佐久郡や軽井沢で活動している大井建設さんは、土木でも有名ですが注文住宅や別荘でも高い評価を受けている工務店です。
大井建設の大井社長は住宅関係の勉強会で会うことが多く、色々と教えていただいてきました。
東日本大震災の時には、一緒に南相馬に行ったり、石巻に行ったりもしました。
今でも、「落語」を通して募金活動をしていらっしゃいます。
今回は、信州大学と共同で測定をするためのお家を作っているという話を聞きつけ、長野まで見学に行ってきました!
まずは、大井建設の事務所に伺いました。
中に入ると「バズ・ライトイヤー」がお出迎え!
デカイ!!
左の背中が大井社長です。
大井建設さんは、高性能な住宅を作る工務店に送られる「ハウス・オブ・ザイヤー」を2年連続で受賞しています。
地域的に寒いという事もありますが、高性能化にも力を入れている証拠ですね。
ショールームの中は、見やすくサンプルやカタログが並べてありました。
これなら、充実したお打ち合わせが出来そうですね。
奥には、お客様からの「太鼓判」がたくさん貼ってありました。
一緒に行った設楽は、こればかり見ていました。
信州大学と共同研究をするお家は凄かった!
これが、信州大学との共同研究するためのモデルハウスです。
UA値が0.28と、なかなかの高性能。
こちらでは、寒い時期に最低気温−13度が数日続く時もあるそうですが、流石にこの性能のお家はなかなか無いようです。
下の写真は、センサーの配線です。
学生さんが来て、一生懸命配線していたのだとか。
その数200ヶ所以上!!
ここには書けませんが、測定好きの私が凄く知りたかった部分も測定するそうです。
そこの測定って、センサーを設置するだけでも大変なんですよね。
とっても貴重なデータを取ることが出来るので、今後の家づくりに大きな影響を与えると思います。
いや〜、私もお手伝いで良いから参加したかったです!!
「データが出たら、私にも見せて下さいね!」とついお願いしてしまいました。
早くても、来年の春頃でしょうか。
楽しみです!!
この写真は、エアコンの配管です。
太いダクトが何本も通っていて、迫力がありますね。
他にも床下に空気を送るための配管など、様々な工夫がされていて見所たっぷりでした。
なかなか、ここまで対応できる工務店は無いでしょうね。
今日4月21日と22日は完成見学会を開催中です!
4月21日(土)、22日(日)は完成見学会を開催中するというので、こちらも見学をさせていただきました!
とっても使いやすそうにまとめられたお家です。
準備もほとんど終わり、リビングでは見学会のためのお打ち合わせをしていました。
皆さん、真剣です!
2階の部屋にも、色々とお役に立てるような資料が沢山展示してありました。
今回見学させていただいて、大井さんとは家づくりに対する考えで共通点が多い事も発見できました。
例えば、
- 屋根の軒は絶対出す。
- 構造用の合板は、ノダの物を採用する
- 理論と測定の両方で研究する
この3つだけでも、相当なものです。
最近のお家では、軒のでの無い家も多いですが、大井さんは、
「軒は意地でも出す。絶対にその方がいいんだから!」
と言い切っていました。
これには、私も強く同感します。
デザインや見た目の斬新さだけにこだわっていては、良い家にはなりません。
私がいうのも何ですが、凄〜く真面目に家づくりをしていますね。
私も家づくりのプロとして、本当にそう感じました。
大井さん、今回は本当にありがとうございました。
とっても勉強になりました。
これからも、よろしくお願いします。
大井建設 のホームページ
https://www.ooi-kensetsu.co.jp
軽井沢で別荘の建築もされているそうです。
もし、お考えの方がいらっしゃいましたら、声をかけてみると良いですよ!