ネットで話題になっていたので、発売になっていたのは知っていましたが、八重洲ブックセンターで見つけてしまいました!
「2017年 最大の素数」の本です!!
まさか、こんなに早く出会えるとは思っても見ませんでした。
小野先生、思わず買っちゃいました!!
この本、何が書いてあるのかと言うと、2017年12月26日に見付かった「50番目のメルセンヌ素数」が書いてあります。
まず、素数のおさらい。
素数とは、自分でしか割れない数字です。
「2」「3」「7」「13」「11」「17」「19」「23」・・・・と続きます。
基本的に、無限にあるそうです。
その中でも「メルセンヌ素数」とは、2進数で表すと全て「1」になる特別な素数。
2進数とは、数字を「0」と「1」に置き換えた、コンピューターとかで使っている、あれです。
昨年末に新しい最大の「メルセンヌ素数」が発見され話題になりましたね。
その最大の数字がこの本に書いてあります。
では、早速開いて見て見ましょう!!!
ワクワク!!!
うぉ!
数字がちいさ〜〜〜〜い!
もっと近ずいても、
やっぱり、数字がちいさ〜〜〜い!!
これで読めますか〜〜〜!
まだ無理かな、、、、
なかなか上手く撮影ができません。
思ったよりも、ず〜〜〜と小さい!!!
なんとか、最初のところを拡大して見ます。
ほ〜〜、4から始まっていますね。
そうそう、書くのが遅れましたが、昨年見つかった
最大の素数の桁数は「23,249,425桁」
にも及びます。
端折って、少しわかりやすく書くと「2324万桁」です。
そうです。
この本は、この「23,249,425桁」の数字が書いてあるだけの本なのです。
でも、これがとてつもなく凄い。
一つの数字を書いている1行の高さ(スペース込み)が約1.5mm、幅が(スペース込み)約0.85mmしかありません。
スペース込みなので、実際にはもっともっと数字は小さいです。
一体、1ページにどれくらいの数字が書いてあるのか、719ページですので、
「約32335個/1ページ」の数字が書いてあります。
それだけの数字が書いてあっても、719ページ。
719ページの厚さも凄い!
その厚さがこれです。
電話帳を凌駕してしまいそうです。
数字に関しては、完全に勝っています!
ここら辺で気になり始めますよね。
「1桁目の数字は何?」
うん、気になる気になる!!
あ〜、これでも読めな〜い!
実はこの本、数字が小さすぎてオートフォーカスが効きません。
マニュアルにして、カメラ本体を近づけたり、遠ざけたり調整しながらの撮影となりました。
ブログも長いですが、こんな事は初めてです。
なんとか撮影も終えて、1桁目は!!!
一桁めは!「1」でした。
は〜、ホッとしますね。
ところで、こんなに数字が書いてあるだけの本が何の役に立つのかって?
ちゃんと利用方法も書いてあります。
え〜と、この裏表紙に、、、しっかりと書いてありますよ。
「ノートとして、日記帳としての使用も出来るように調整しました。
自由な発想の源として、本書をご活用ください。」(本書 背表紙より)
です。
確かに、この紙はとっても書き込みがしやすそうです。
この本を持ち歩いて、ノートにしていたらカッコ良すぎますね。
私ですか?
勿体無くて、そんなこと出来ません。
それにしてもこの素数が見つかってから2月も経っていないのに本が出てしまうなんて、今の印刷技術って凄いですね。
会社に置いてありますので、ご覧になりたい方は声をかけてくださいね。
発行:虹色社
定価:1800円+税
ちなみに、以前紹介した「円周率」が314桁書いてある本もありましたが、「314円」でした。