Contents
2025年末〜2026年の冬季休業中、本を読みました。たまに起きる読書マイブーム。実際には5冊読んだのですが、今回は小説の3冊を紹介します。
- 「百年厨房」
- 「成瀬は都を駆け抜ける」
- 「アルプス席の母」
どれも面白かったです。
「百年厨房」
この3冊の中でも一番はこれ!「百年厨房」。久しぶりに面白くて、一気読みして、眠くなりながらも読んで、眠いと思いながら読んで、記憶に薄いところもあるという、とにかく宇都宮、いえいえ、栃木県民の皆さんに読んでほしい本です。

著者は「村崎 なぎこ」先生。「ナカスイ!」や「オリオンは静かに詠う」で、話題の方です。
私が初めて読んだのが、「ナカスイ!」。本屋に平積みになっていて気になって購入。と言うのも、宇都宮の作家さんが栃木県の高校について書いていると言うので興味があったのです。内容も面白く、栃木愛を感じさせられました。
次に読んだのが「オリオンは静かに詠う」。舞台になる学校は、私の自宅がある若草の近くにある聾学校。音の聞こえない学生と百人一首を組み合わせたストーリーにも興味が湧きました。
他に何か作品がないかと探して見つけたのが今回の「百年厨房」。村崎 なぎこ先生にとっては、一番最初の作品です。
私の好きな大谷が舞台。名前は変えていますが、昔宇都宮にあったデパートなども出てきたり。どことなく、懐かしさを感じさせてくれる話です。
それに、幾つものお料理が出てくるのですが、どれも美味しそう。出版した頃には大谷でイベントをやって、実際に食べる事も出来たのだそうです。あ〜、行きたかった。
この本の中で一番驚いたのは、最後の方にある3ページです。「主要参考・引用資料一覧」。このような小説で、参考文献をこんなに書いている本は、他にはないのではないでしょうか。私も技術的なことを書く時には、参考文献を書くようにしているのですが。ここを見るだけでも、しっかりとリサーチして書いていることがわかります。ここ、とっても大切です。
NHKのFMでラジオドラマになったようですが、映画化しても面白いのではないでしょうか。見せ場も多いですし、大谷のアピールにもなりますね。
「百年厨房」のストーリー
舞台は宇都宮市大谷。大谷石を取っていた旧家に知らない女性が現れた。その女性、よくよく聞いてみればタイムスリップして来たらし。その女性が作ったお料理を食べてみると、、、。
こんな感じでしょうか。
残念なことが一つ。2025年12月に、旦那様が亡くなられたようです。推測ですが、村崎 なぎこさんの年齢を考えると、旦那様は私と同じくらいなのかな〜と勝手に思っていました。
「成瀬は都を駆け抜ける」
私が昨年から小説を読むようになったのは、この成瀬シリーズの1巻目「成瀬は天下を取りにいく」の影響も大きいのです。

「百年厨房」を書いた村崎 なぎこ先生、「成瀬は都を駆け抜ける」を書いた宮島未奈先生とも女性。この2人の本を読むまでは、女性の描く小説は女性目線の色恋沙汰の話ばかりだと思っていたのですが、良い意味で裏切られました。
確かに主人公は女性(「百年厨房」は、男女)なのですが、色恋沙汰で擦ったもんだはほとんどありません。これが私でも読みやすかった大きな理由だと思います。
「成瀬は都を駆け抜ける」のストーリー
大学生になった主人公の「成瀬あかり」さん。この人の周りには色々な人が関わって、、、
という内容です。わかるか!と言われそうですが、書いてしまうと面白くないので読んでください。主人公は成瀬さんで間違いないのですが、成瀬さんに関わる人たち目線で書かれているのが面白いです。
漫画になったり、拡張されているようですね。
「アルプス席の母」
「店長がバカすぎて」を書いた早見和馬先生の作品で、本屋大賞2位にもなったそうです。早見和馬先生は男性なのですが、先に紹介した村崎 なぎこ先生や宮島未奈先生よりも女性っぽい文章との印象を受けました。
「店長がバカすぎて」を最初読み始めた時は意識していなくて女性作家さんなのかと思っていたのですが、名前を見たら男性。作家さんによってこんなに印象が変わるのですね。当然か!

この本は、他の2冊に比べると心理描写が細かく書かれています。そのためか、少しストーリーを暗く感じてしまうこともあるかもしれません。
早見和馬先生はこれで5冊目かな。「店長がバカすぎて」シリーズは、一通り読みました。テレビドラマになっている作品もあるのですね。
考えてみると、村崎 なぎこ先生の「ナカスイ!」も、村崎 なぎこ先生の「成瀬シリーズ」も、早見和馬先生の「店長がバカすぎて」も3冊で終わっていますね。
「アルプス席の母」のストーリー
母子家庭の2人家族。息子は野球で優秀な成績を収め甲子園を目指すが、、、。
私の好きな小説
私が好きな小説は、人の死なないストーリーが好きです。本というとミステリーなど人が死んでしまう本が多いように感じますが、どうも馴染めなくて。映画では気にならないのですが、何が違うのでしょうか。
良い意味で能天気、明るい話が好きです。
何か、面白い小説があったら教えてください。

