マルニ木工の東京ショールームに行ってきました!

マルニ木工を一躍有名にしたのは椅子の「HIROSHIMA」ではないでしょうか。

私も、マルニ木工を注目したのは「HIROSHIMA」からでした。

「HIROSHIMA」はプロダクトデザイナーの深澤直人氏がデザインをしています。このイスは、一度倒産しそうになったマルニ木工を復活させたと言っても良いようです。

一躍有名にしたのは、あのAppleが本社を立て直した時に、この「HIROSHIMA」を採用したことでした。

何しろ私は、Appleの製品を23歳の時から35年間利用しています。最初はMacintoshPlus。あの箱型のタイプです。今までに何台Apple製品を購入したのかわからないくらい。

そのような私ですから、マルニ木工に注目しないわけがありません。

マルニ木工 東京ショールーム

マルニ木工の東京ショールームは、東日本橋にあります。オシャレな建物ですね。

3階建てになっているので、エレベーターでまずは3階に向かいました。

エレベーター

まずびっくりしたのが、このエレベーター。あれ、使えないの?と思ったら、店員と一緒なら使えるのだそうです。確かに、使い方がわからなくて壊してしまいそうです。

「まず、3階にあがりたいのですが、」と店員さんに言ったら、快く乗せてくれました。

動きは、ゆっくりです。

この建物は昭和4年に建てられたそうで、96歳(2025年10月時点)になるそうです。

3階はクラッシック

3階には、クラッシックな雰囲気の家具が揃えてあります。

2階にモダンな家具

2階には、モダンな家具が展示してあります。

このグレーのソファー、お値段は200万円以上。他の製品に比べてソファーが高めと感じたのですが、なぜでしょう。
奥にはHIROSHIMAのシリーズが展示してあります。

写真には小さくしか写っていないのですが、左奥にある肘掛けが下に下がっているようなイスも座りやすくて良かったですね。

下の写真のような、かわいいイスとテーブルも展示してありました。この建物の雰囲気にあっていますね。木の雰囲気のお家にも合いそうです。

1階にはサウナとアウトレット

1階には、サウナが展示してありました。さすが、スタイリッシュにデザインされていますね。

サウナの中も快適そうです。

アウトレット

1階の奥には、アウトレット商品が展示してありました。

アウトレットというだけあって、価格はそれなりに安くなっています。割引価格は物によるようで、バラバラでした。

掘り出し物がありそうです。

地下はHIROSHIMA

地下には、たくさんのHIROSHIMAが展示してあります。というのも、HIROSHIMAは材質や座面の作りなどでいくつものパターンがあるのです。それらを丁寧に見て座ることができます。

イスですから、座って見ることが大切ですね。

上の写真と、下の写真で形は同じでも、少しづつ違うのがわかっていただけると思います。

一角には、背もたれの製造過程も展示してありました。

nextmaruniSANAAチェア

地下の壁に沿って展示してあるのがこの「nextmaruniSANAAチェア」です。

このイスは、建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を取った妹島和世と西沢立衛による建築家ユニット「SANAA」のデザイン。金沢の「21世紀美術館」をデザインした方といえば、思い出してくださるかもしれませんね。今、日本のトップデザイナーの一つ、と言っても過言ではないでしょう。

座ってみましたが、その感想は、、、秘密。機会があったら是非体験してください。

色も、色々とあるようですよ。

価格は、税込で53,900円。世界的に有名なデザイナーさんのイスが買えるのであれば、安い物でしょうか。

大阪万博に行った帰りに、道頓堀付近にある人気のパンケーキ屋さんに行ったのですが、そのお店の椅子はHIROSHIMAを採用しているようでした。店員さんに聞いたらよく知らないとのことでしたが「社長がこだわって選んだらしいですよ」と言っていました。

やはり、そうなるのか、と思っていました。

決して安いものではないのですが、このようなところに注目して見るのも良いかと思いました。