特に熱心な工務店が参加する住宅空調講座がエスホームの事務所で開催されました!

熱心な工務店は、以前にもまして増えているように感じます。でも、それだけでは満足できない工務店が参加する研修があるのです。それが「住宅空調講座」!

キャンセル待ちが出るほどの人気の講座らしいのですが、私はよく知らずに良さそうということで申し込みました。

北関東の方が多く参加されているのですが、2回目はエスホームの事務所で開催されました!

エスホームの事務所で「住宅空調講座」!

「住宅空調講座」のメイン講師は、岐阜県で有名なあの鳳建設社長の森亨介さん。下の写真で講師をしているのは、森さんと一緒に活動している林さんです。

ここでこのような研修を開催することは考えていなかったので、ギリギリでした。

私も色々な研修に出席しましたが、ここまで具体的に基礎から教えてくれたところはありません。

空気線図とかも、なんとなくみていましたが、実践的に使っていきます。空気のエネルギーであるエンタルピーとかも詳しく教えてくれました。

まだ2回目ですが、事象がなぜ起こるのか、ある程度物理的に説明できるようになってきました。

測定をしっかりやります!

「住宅空調講座」!で面白いと思ったのは、測定を行うことです。

例えば下の写真です。部屋と部屋の間に水蒸気を出して、空気の流れを見ます。上と下で流れが逆なのがよくわかりました。

下の写真は、実際にどのくらいの風量があるのか測定しているところです。微量なので、特別な風量計を利用しています。

エアコンの風量も確認!

エアコンから出ている風量も確認しました。
持っている測定器はケストレル。数年前から、一部の建築家に流行っている測定器です。風量だけではなく、温度・湿度・絶対湿度(g/kg3)を測ってくれる優れものです。

ケストレルは、日光にある会社で発売してくれています。色々な気象観測用の測定器を発売しているようですね。

より詳しく計算して計画する!

松尾先生に教わっている時も計算はありました。ある程度経験すると、感覚的にわかるようになり失敗しにくいのが松尾先生の教えている松尾式の特徴です。

しかし、もっと詳しく計画したい、お客様の多種多様な要望に対応したい、と考えると今回のような研修を受けることは大切だと思います。

ちなみに、今回多用しているグラフの空気線図とはこちらです!
わけの分からないグラフですね。

それにしても、このグラフを考えた人は天才ですね。よく作り上げたと思います。色々な値が求められます。

講習を受けている人たちは、今までイメージしていたことも少なくなく、物理現象が違っていたなんてこともあり戸惑ったりもしています。

それらのことが、とっても新しく楽しいことです。そして、それらを理解すると今まで疑問だったことがスッキリとします。

「宿題もいっぱい出してください!」
などと言う人もいるくらい、熱心な人たちが参加しています。

最後にはどのような知識をつけることができるのか、とっても楽しみです!