東京都が、太陽光発電設備の設置義務化に踏み切ると発表し話題になっています。
最初は、本当にやるのかと疑問に思っていましたが、現実味を帯びてきました。
費用も莫大になるので、どのくらいの人が賛成しているのか気になるところです。
そこで、年齢別のアンケートが取られました!
なんと、20代以下では、約80%が賛成!
アンケートは、東京都が5月25日から1カ月間、答申案に対する意見公募を実施。
そのうち、新築中小規模建築に対する太陽光発電設備の設置義務化に関する解答が3714件ありました。
結果、
- 賛成:56%
- 反対:41%
となりました。賛成の方がずっと多いんですね。
でも、あくまでもこれは平均値。
ここから注目したいのは、年齢による賛成反対の割合です。
下の表を見てください。
参照:日経アーキテクチャー 2022−9−8
年代別に分かれています。
私の50代は、賛成が半分を大きく割り込んでいます。
それに対して、20代、20代未満は約80%が賛成しているのです。
これだけ、考え方が違っている事に驚きました。
今の世の中に対して、将来の環境の心配をしているのでしょう。
犯罪率も、20代は大幅に低下している
実は、同じ時期に別なグラフを見ました。
それは、刑法犯の検挙人数です。
このグラフを見てください。
黄色が20歳未満です。
男女共に、20歳未満の刑法犯の検挙人数がここ10年大幅に減っているのです。
これは、人口減少だけでは説明できない減り方です。
それに対して、30年前と比べると70歳以上が増えています。
高齢化社会という枠組みだけで説明できる増え方なのでしょうか。
今の20代以下は、新しい時代を作る!
実は、この2つのグラフを見て「やはり!」と思いました。
と言うのも、私の仕事柄、20代の方とお付き合いすることも少なくありません。
その際の収入や預貯金、考え方まで色々とお話をさせていただきます。
そうすると、50代の私が20代だった30年前と今の方とは全く違うと感じさせられるのことがよくあるのです。
簡単に言えば「しっかりしている」と言うことです。
将来をよく見ています。
なんとなく、バイタリティーが無いように見えることもありますが、考えすぎなのかもしれません。
とにかく、これからの日本は今の20代以下の方達が作っていきます。
この別々なところから出てきた2つのグラフを見ても、日本社会の考え方が大きく変わっていく事を予感させるには十分でしょう。
私がその時には90代になっているでしょうか。
楽しみです!