説明用のパネルが反ってしまう理由が、わかりました。

先日もお伝えした、エスホームの見学会。

皆さんにわかりやすいようにとたくさんのパネルを作成し展示しています。

ところが、このパネル、反ってしまうのです。

直しても反ってしまうパネル

グネ〜〜〜〜、と。

その写真がこちらです。

奥には、まっすぐになっているパネルもありますね。

もう1枚見てください。

これも、写真で見る以上に反っています。

でも、同じ部屋に置いてあるのに、反っていないパネルもあります。

最初は、下地のボードを疑ったのですが、それだけではなかったようです。

ボードのソリは、貼る時の湿度

以前作ったパネルも反ってしまって見た目が悪いので何枚も作り変えたのですが、やはり反ってしまいました。

そこで、気がつきました。

この反り、貼る時の湿度に関係があるようです。

天気が良くて、乾燥している時に貼ったパネルは真っすぐです。

天気が悪くて、湿度が高い時に貼ったパネルは反っているような気がします。

というのも、湿度が高い時はパネルに貼る紙がふやけて少し伸びるのです。
伸びたまま、パネルに貼り付けます。
天気の良い乾燥した時には、その貼り付けた紙が縮んでしまいます。
その、縮んだ面が引っ張られて反ってしまうのです。

建具でも、同じ事が起きます!

この現象、実は建具でも起きる事があります。

例えば、「戸襖」と言って、片面が板を貼ったようなデザインで、もう片面が襖のようなデザインの場合です。

オモテ面と裏面の旬縮率が違うので、湿度や熱によって反ってしまうのです。

今回の見学会用パネルも同じ事が起きたのでしょう。

原因がわかってよかったです。

今は、曲がってしまったパネルを作り直そうか考えています。
さすがに3度目ともなると、、、
あ〜、どうしよう???

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