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先日の下野新聞に、栃木県内で7月に窃盗が多くなっていると書いてありました。
特に、住宅の窃盗は、前年と比べて約2倍になっているようです。
コロナの影響で、資金が乏しくなっている人もいるでしょう。
それが犯罪増加につながっているのでしょうか。
防犯ガラスは安全か?
最近のお家で、大きな窓「吐き出し窓」などにもシャッターを付けない方がいらっしゃいます。
特に、樹脂サッシの方はシャッターが標準で付いている物がないので、つける方が少ないようです。
そこで利用されているのが防犯ガラス。
防犯ガラスは、ガラスの中に中間膜があり、ガラスを割っても鍵を開けにくくなっています。
割れないわけではなく、割れても穴が大きくならない工夫です。
というのも、窃盗犯が家の中に入るのにかける時間は5分以下と言われています。
その間に鍵を開けられなければ、多くの泥棒は諦めるのです。
ですので、一般的な窓な防犯ガラスは、この5分以下を目安に作られています。
泥棒が入るといえば「ピッキング」と言って、玄関に穴を開けて鍵を開ける手口がよく言われていました。
栃木県内では、ピッキングよりも窓を開けて入られているお家が多いようです。
隠れられるところに窓がある場合には、気をつけましょうね。
勝手口も危ない!
お客様で警察の方がいるので、この話をしました。
そうしたら、最近では勝手口も多いのだそうです。
最近の勝手口は、通風を取るために上下に窓が開きます。
「外に面格子があるので、開けていても安心」に見えるかもしれませんが、実際には違います。
空いている部分からてを伸ばせば鍵に届き開けられるのです。
網戸がありますが、網戸はすぐに破けてしまいます。
開閉式の勝手口は、気をつけてくださいね!
知り合いの家も泥棒に入られた!
実は、この新聞が掲載された数日後、私の知り合いの家が泥棒に入られました。
いつもは住んでいない家なのですが、置いてあった貴重品を取られたようです。
入り方にも特徴がありました。少し手間がかかる方法なのです。
不審火とかも出ています。
犯罪組織が入っていない彫ればいいのですが。
泥棒は下見をします!
お家づくりの中で、泥棒について教わったこともあります。
先生は、テレビでも解説をしている方。
そこでは、さまざまな犯罪の方法も実演で見せてもらいました。
その時聞いたことなのですが、泥棒は下見をするのだそうです。
それも、3ヶ月くらい前からするのだそうです。
泥棒が下見をするには、いくつかの共通点があります。
泥棒が下見をする方法:公園
公園の近くの家は気をつけたほうがいいと言われています。
というのも、公園から家の状況を見て、家主がどのような行動をしているのかチェックしています。
公園が近いと、日当たりも良くていいと思いがちですが、知らない人が多い公園です。
注意しましょう。
泥棒が下見をする方法:工事現場
泥棒が下見をしやすい環境の一つが、不特定多数の人がいる場所です。。
特に、工事現場は職人さんがいたり、作業服の人がいたり、近くを歩いていても驚かないですよね。
それに音がしていることもあります。
その隙を付いて、偵察をしているようです。
泥棒が下見をする方法:コンビニ
泥棒は、コンビニも利用します。
コンビニに車を止めて、近くの家を偵察します。
公園と一緒ですね。
車を止めて、おべんとでも食べながら偵察するのでしょうか。
泥棒防止については、直接聞いてください!
泥棒のような犯罪についても色々と書きたいことは沢山あります。
しかし、それが犯罪のヒントにつながることが多いので書けません。
「自分の家も心配だ!」
と言う方は、見学会の時に声をかけてください。
説明をさせていただきます。
参考文献
下野新聞:2021年9月8日