東北への旅 東北電力 女川原子力PRセンターが見学できるようになっていました

今年の東北への旅を考えた時、牡鹿半島に早めに行こうと考えていました。

いつも牡鹿半島の先にある鮎川に着く頃には日も暮れていることが多かったからです。

牡鹿半島をGoogleMapで見ていた時に気がつきました。

女川原発の見学ができる、ということを。

随分前から見学ができるようになっていたのですね。

気がつきませんでした。

東北電力 女川原子力PRセンター

駐車場に入った頃には、かなりの雨になっていました。

「誰もいないかな〜、」と思いながら行ったのですが、数台のバスが止まっていました。

東北電力の社員の方でしょうか、研修をしているようです。

東北電力 女川原子力PRセンター 受付

どのような施設なのかと中に入ったら、とっても明るい施設でした。

受付の方も、とっても丁寧に話してくれます。

受付では、簡単なアンケート(どこから来たかなど)を書きました。

パンフレットと、メモ帳をもらってきました。
他にもテープなどから好きなものを選べます。

エネルギーミックス

入っていくと、なかなかしっかりしたパネルで展示してあります。

子供の社会勉強にちょうど良さそうです。

博士らしき人が持っている電球が膨らんでいるように見えますが、壁と床に書いてある絵なんですよね。上手いな〜。

原子力発電の模型

原子力発電の操作を知ることができる模型がありました。

ボタンを押すと、説明と一緒に光ったり、動いたりします。

どのように発電するのか、非常時にはどのように安全にするのかがわかります。

模型の反対側には、パネルで原発について説明をしています。

パネルには、東日本大震災の時の事も書いてありました。

放射性廃棄物用容器

放射性廃棄物用の容器も展示してありました。

黄色い方の容器をテレビなどで見覚えがある方も多いのではないでしょうか。
今までも「ドラム缶かな」と思っていましたが、やはりドラム缶。
ふたの開け方は特徴があります。

原発周辺の放射線量」

展示パネルの一つに、女川原子力発電所周辺の放射線量が展示してありました。

子供向けのコーナーも

階段を上がると、子供から集めた絵がたくさん飾ってありました。

原発は見えますが、撮影不可

原子力発電所を、直接見ることができるホールもあります。

ただし「原発を撮影することはやめて下さい」との紙が貼ってありました。

実際に見ようとしても、非常に見にくくなっています。
窓の下の方には、グレーのシートが貼ってあって子供は見れなそうです。

また、植栽が邪魔をしているので、その間から覗くようになっています。

セキュリティを考えると、仕方ないのでしょうね。

2024年5月から稼働する予定の女川原子力発電所

調べていて今知ったのですが、女川原子力発電所は、2024年5月から本格的に稼働するようです。

どうりで、PRセンターではまるで稼働しているような展示になっていた理由がわかりました。

「女川原子力発電所にある2号機と3号機を稼働するだけで、宮城県の70%の電気をまかなえる」
とアピールしていて、不思議だったのです。

1号機は、廃炉の処理に入っています。

女川の歴史を見ると、1号機の設置が決まったのは1968年。
私の生まれた翌年、古いんですね。

原子力反対

この後、寄磯浜に行ったのですが、途中にはこのような看板がありました。

こちらの街には、原子力発電所のおかげで大きなお金が入っているようですが、反対している方も少なくはなさそうです。

次は、東北への旅を始めるきっかけとなった「寄磯浜」に向かいます。

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