暑い夏に絶対に試してほしい、家の中で涼しく過ごすための7つの工夫。簡単です!

もうすぐ暑い夏が始まりますね。今年は特に猛暑とか。そこで、少しでも家の中で涼しく過ごす方法をお伝えします。

「そんなこと知ってるわ!」とおっしゃらずに、ぜひ試してください!

涼しい夏の基本「エアコン」

とにかく、エアコンを利用しましょう!暑い夏には、まずこれです。ところが、電気代がもったいないとお考えで利用を躊躇してしまう方は今でも少なくありません。特にご高齢の方です。そのため起きる不幸な事件を毎年のように聞く事になります。

以前、沖縄に暑い夏を防ぐ家づくりを学ぼうと、沖縄の工務店に見学に行った事があります。その時に暑い夏はどのように過ごしているのかと聞いたら
「エアコンをガンガンかける!」
と言われ、何も言えなくなった事があります。最近こそ断熱材を入れる家もあるようですが、基準としては断熱材を入れなくてもOKとなっている地域なのです。

そういえば、オーストラリアを一周した時、ブルームやダーウィンとか暑い地方でも断熱材や暑さ避けなどはほとんどなかったように思います。それでも、エアコンだけはガンガン効いていました。

エアコンだと暖房の時のようにものすごくお金がかかるように感じるかと思いますが、違います。冷房は暖房よりも電気代がはるかにかからないのです。

では、電気が足りないとエアコンの使用制限が出るのはなぜでしょうか?それは冷房にするには電気しかないからです。暖房は灯油やガスがあります。その違いがあるのです。

やはり、まずはエアコンの時代ですね。

よしず

よしずとは、伝統的な日除です。わからない方もいらっしゃるかもしれません。もう、写真を見ていただいた方がいいですね。これです。

驚くべきは、今でもカンセキなどに行くと普通に販売されています。家の中に入る太陽の熱を半減させ、日も入る優れものです。

台風などが来た時に風で飛ばされないようにするのが少し大変かもしれませんが、その時には畳んで土間にでも置いておくと良いでしょう。

風情があって、好きです。

打ち水

打ち水とは、水をバシャ〜〜〜!とまく、あれです。
地面の表面温度を下げる効果があり、涼しくしてくれます。少しの時間だけですが、、、、。
どこかでは「打ち水をみんなでやろう!」というイベントまで開催していました。水がもったいないとか、暑さのためならそんな事、気にしないのさ!という事なのかな。

ホームセンターに行くと、水を霧状にして巻いてくれる物もあります。それほど水は広がりませんが気持ちいいですね。

我々も、夏の見学会の際には打ち水を行います。

植物を置く

あまり効果は期待できませんが、植物を置くと少しだけ冷えます。
置くというよりも、庭に植物を植えると効果が大きくなります。日陰もできますし、補水能力も上がるのかもしれません。

私が学生の時には、千葉県習志野市にいました。学校から自衛隊の駐屯地横を通るのですが、街中にある草っ原の駐屯地横だけは温度が低くなっていて驚いたことを思い出しました。

植物、侮れませんね。

扇風機

LDKのような広い部屋になると、温度差が出てしまいます。時にキッチンは暑くなりがちです。そのような時には扇風機も利用しましょう。

扇風機の特徴は、なんといっても省エネです!エアコンの場合、最低でも100W(まれに70Wもあります)は消費してしまいますが、扇風機は10〜20W程度。なんと、エアコンの10分の1の電気しか使わないのです。

例えば、10Wのタイプなら扇風機を1ヶ月つけっぱなしにしても、電気代は300円になりません。

扇風機なら、たまに宇宙人が登場したりする特典も付いています。

価格は様々。安い物でも十分かと思います。上手に利用しましょう。

ちなみに、一般的な扇風機は10〜20Wの消費電力と説明しましたが、ダイソンの扇風機は40〜50Wを超えるようです。2.5台分の消費電力になりますので、風が強い理由はそこにもあるのかもしれませんね。

日除にはスタイルシェード

数年前からサッシメーカーではスタイルシェードが発売されるようになりました。下の絵をご覧ください。

これは、サッシ枠にネジ止めするだけで簡単に取り付ける事ができます。下の部分は、絵のように金物でどこかに引っ掛けたり、錘に引っ掛けてみたりすることもできます。

これを付けると外が見えないように感じるかもしれませんが、中からは外が結構よく見えます。

よしずよりも、もっとスタイリッシュな物をとお考えでしたら、オススメです。よしずに比べると価格は高いと思いますが、その分長持ちもするでしょう。

新築時点でも後付けもできるので、ご興味のある方はエスホームまでお問い合わせください。

暑いものを使わない

なんとか7つにしたいと捻り出したのがこれです!

暑い物を使わない。

暑いものとは、そのものが発熱している事を言っています。。

例えば電球。

昔の白熱灯などはかなりの温度になります。LEDに変えましょう。LEDも熱を持ちますが、白熱灯ほどではありません。LEDは省エネでもあるので、電気代も下がります。

例えばテレビ

家電の傾向として、ほとんどの物は省エネになっているのですが、唯一と言っていいほど消費電力が上がっているものがあります。それがテレビです。

テレビは大型化がいまだに進んでいて、一般の家庭でも75インチを購入することが珍しくなくなってきました。15万円くらいで購入できることもあるそうなので、それは75インチを選びますよ。

ただし、大きくなった分電気は消費します。と言うことはそれだけ発熱しているということなのです。

例えばパソコン

新しいMacは本当に発熱しないので助かります。しかし、多くのパソコンや、ゲームマシンなどの発熱は見逃せません。知らず知らずのうちに、家を暖めてしまっているかも。

このように、何気なく使っている家電製品が熱を持っていることは少なくありません。少し、見回してみてはいかがでしょうか。

7つの涼しくなるテクニックをお伝えしてきましたが、いかがでしたか。

オススメは、エアコンをメインとして、電気代を浮かすためにもよしずや扇風機などの昔からある物を上手に取り入れていくことです。どれか一つだけで終わりというのは、力技に近いですね。

お家の日当たりや、断熱性能などによってもやり方は変わってきます。ぜひ、お試しください!

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