山本理顕さんと言っても知らない方も多いと思いますが、建築士としてとっても有名な方です。
この山本理顕さんが「地域社会圏」と言う概念を提唱しました。
「地域社会圏」とは、
『これからの日本の社会では住人が互いに助け合う仕組みが可能な居住空間と地域コミュニティーを作ることが重要』
と言う考えです。
そのような考えを実践する人たちを応援するために創設されたのが「ローカル・リパブリック・アワード」です。
53点の応募があったそうです。
「ローカル・リパブリック・アワード」の第一回最優秀賞は鹿沼!
カフェ好きの方なら知っていると思いますが、鹿沼市市役所の近くに「ネコヤド路地」と言う、カフェなどが集まった小さな路地があります。
他にも鹿沼のいろいろなところに街を活性化させたり、交流する場が作られていきました。
これら鹿沼の旧市街を再生する活動が応募され、見事最優秀賞に選ばれたのです。
特にこの賞は、持続的に生活するための新しい住み方の提案なども評価されたようです。
あっ!あの駄菓子屋だ!!
私の世代であれば、多くの方が駄菓子屋に通っていたのではないでしょうか?
私も鹿沼出身で、子供の頃は自転車で通っていました。
そんな駄菓子屋も、今となっては街の区画整理によりなくなってしまっていました。
ところが、この記事を読んでいたら、写真があったのです!
私が行っていた駄菓子屋さんが!!
下の写真の、真ん中正面のお店です。
(写真:日経アーキテクチャー 2018-7-26 小室 均様)
間違いありません。
少し、変形した路地。
ここを自転車でよく走っていました。
ここでは「もんじゃ焼き」があって、よく食べました。
10円とかだったかな。
具なんて何も入っていなくて、小麦粉とお醤油だけだったと思います。
最近の具が入っているもんじゃ焼きを見たときには、驚いたくらい。
私の中ではこの駄菓子屋さんのもんじゃ焼きが本物のもんじゃ焼きなのです。
他にも、新聞紙に入った、変なクジとかもありました。
駄菓子屋で「暴走族」に勧誘される!
小学生の頃は、一人でフラッとここにもんじゃ焼きを食べに行っていた訳なのですが、色々と面白いことがありました。
その一つがこれです。
もんじゃ焼きを焼く台を、1つか2つ上の小学生と相席をしていた時の話です。
特に話をしていたわけでもなかったのですが、誘われたのです。
暴走族に。
それも
「俺たちの自転車暴走族に入らない!」
って。
当時、小学生の私にとって暴走族って怖い対象でしたので丁寧に断っておきました。
当の本人たちもよくわかっていなかったんでしょうね。
自転車の暴走族って、妙に健康的!
今思い出しても、笑ってしまいます。
鹿沼の街中も、空き家が増えています。
それらを上手に活用して、少しでも鹿沼に楽しい場所が生まれてくると嬉しいですね。
参考文献:日経アーキテクチャー 2018-7-26