家づくりをする上で避けては通れない「人々の関係性」

岩崎 駿介さんのお話を聞いた事を、昨年の3月にブログに書きました。

私は、恥ずかしながらも全くこのかたを知らなくて、衝撃的なお話を聞かせていただきました。

最近、岩崎 駿介さんがFaceBookをやっている事を知り、読ませていただきています。

さすがに世界を股にかけて活躍されているだけあって、お話のスケールも大きいです。

先日、「まさにこれだ!」と思った事を書いていたので紹介させていただきます。

それが「関係性」です。

岩崎 駿介
2018年3月 セミナー時の写真です。

人は、誰でも社会的な「関係性」にぶつかる・・・!

数日前に、建築家の松井郁夫さんが、岩崎 駿介さんのお家「落日荘」を訪問したそうです。

その時の話で、女性の方が発言されました。

設計していく中でぶつかる関係性

その女性は、
「設計していく中で関係性、『人々の関係性』にぶつかる」
という事を話されたそうです。

この話、ものすごく理解できます。

と言うのも、私も「家づくりは人生相談」と話す時がよくあるからです。

カッコ良さ、使いやすさや、動線、等も大切ですが、それ以上にご家族が仲良くなれる事が一番大切だという事です。

それを「関係性」と言う言葉で表現されています。

そのまま文章を掲載するわけにはいかないので、私なりに家づくりの言葉に置き換えてみます。

「家という空間には人がいて、その人が安定し、豊かな関係にある時、いい家を設計できると思った。」

「家族仲良く」とか様々な言葉が使われる家づくりですが、「豊かな関係性」という言葉、いいですね。

次のようにも言っています。
こちらも、私なりに書き換えてみます。

家を設計するとき、家族の相互関係、夫婦とか親子の付き合い方が、家の空間に現れてくる。
それだけではなくて、隣の家の人とかご近所に街など、多くの関係性の中にいる。
それら「豊かな社会関係性」ができたときに、「豊かな空間が生まれる」と考えた。

その「豊かな社会関係性」を作れるようにデザインするのが、我々建築家の使命なのです。

それを忘れてしまうかのような家を見ることもあります。

自分だけ良ければいいと言う家。

社会や家族への「思いやり」を持って、家づくりを進める事が、将来にわたっての豊かな家族や社会をつくることになる。

改めて、考えさせられました。

下記のアドレスをクリックすると、岩崎 駿介さんのFBをご覧になれます。
ぜひ、原文をお読みください。

https://www.facebook.com/shunsuke.iwasaki.79?tn=%2CdC-R-R&eid=ARDC1maQVirYkw1zUuwuWnhqJe0xS8ZAQusvwVUYOJnIEgZD6jNNvqi1rbUgFauXa2bDTe2t0KHOUZ3O&hc_ref=ARTscLBPTJ7c8wAfRV58cOvvBJ0MvEqImWhRaQ9bvfT-GudH-w-Y5PXCElkfy551i9M&fref=nf

参考文献

岩崎 駿介さんのFaceBook:2019年10月7日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA