お家づくりをするときに、皆さんネットの情報を見てから来られるようになりました。
YouTubeなどにも、たくさん上がっています。
しかし、間違っている事も少なくないようです。
構造の佐藤先生が、FBにこのような投稿をしています。
穏和な佐藤先生でさえ指摘したYouTube
佐藤先生は構造の先生で、構造塾などを主催しています。
私も、何度も教わった事があるのですが、とても温和で優しく教えてくれます。
また、わかりにくい構造の説明を、少しでもわかりやすく説明してくださります。
そのような佐藤先生が、気密についてFBに投稿をしました。
そのキャプチャーがこちらです。
私は、このYouTubeを見ていないので、内容がどうかはわかりません。
しかしながら、佐藤先生がここまで書かれたということは、よほどひどかったのでしょう。
佐藤先生はあの松尾先生とも交流があり、一緒に「みんなの住宅研究所」を運営しています。
構造の先生だからといって、断熱・気密の知識がないわけではありません。
でも、ネットの中にはここまで書かなくてはいけないような情報もあるということを意識しながら読んだり見たりする必要があるのです。
この点につきましては、以前より難易度が上がっていると言っても良いかもしれませんね。
「気密は関係ない」と言う会社も確かにあった!
私が以前説明を受けたことのある遮熱シートがありました。
説明を受けた会場は「栃木県総合文化センター」の会議室。
その遮熱シートは、アルミを薄くしてシート状にしてあり、建物の周りに貼ります。
レンタルの「TSUTAYA」さんでも採用されているとのことでした。
栃木県でも、数社採用していたかと思います。
その時の説明には驚きました。
隙間があっても、遮熱の効果は変わらないと言うのです。
それも、そのことを強調して言っていました。
それだけ、隙間を減らすのが難しいと本人たちも思っていたのでしょうか。
住宅会社は、建材メーカーが出してくるデータに弱いところが少なくありません。
「○○大学との共同研究や」、「NASAでなんたら」とか。
疑わずに、信頼してしまうようです。
もちろん、しっかりとしたデータがほとんどだと思いますが、おかしいデータもあります。
これからは、断熱や構造もハイレベル化してきます。
工務店でも、理解する事が難しいないようも増えてきています。
お施主様も住宅会社が真っ当なことを言っているのか、よく話を聞いて検討することが大切になってくることでしょう。