外は最高気温32度の日なのに、お家の中は寒いくらいでした!

5月28日〜30日まで、鹿沼市千渡にて見学会を開催しました。

この時の見学会は、まだ作っている途中のお家です。

お家は完成したらキレイになって当たり前、
中身もしっかりとつくられているか見ていただくのが目的です!

その見学会の中でも、今回は特別です。
その特別とは「松尾式全館冷暖房」のお家だから!

「松尾式全館冷暖房」のお家

『「松尾式全館冷暖房」のお家』とは、今日本で一番注目されている建築家でもある松尾和也先生が提唱する、全館冷暖房のシステムを採用したお家のことです。

松尾先生は、YouTubeのフォロアーは5万7千人を超え(2022年6月7日現在)、本を出版すれば建築部門で1位を取るくらいの方。

家づくりの目的でYouTubeを見ると、必ず出てくるのではないでしょうか。

そのシステムを教えていただき、とうとう1号の建築が始まりました!

またとない機会なので、見学会を開催させていただきました。

この段階で、外とは基本的に遮断されています。

断熱材は、屋根と壁が半分くらい、床下まで終わっている状況です。

この見学会の日は、最高気温32度と外にいると汗をかきまくるほどの暑さでした。

ところが、家の中は、、、

家の中は、寒い!

外は暑いのですが、中は寒いくらいなのです。

これに一番驚いたのがお施主様でした。

寒い寒いと言っていました。

なぜ寒いのか、それは断熱材がしっかりと効いて、隙間がない環境がつくられているからです。

それだけではありません。

日射取得という、太陽光の熱が入らないように工夫をしたのですが、それが有効に働いていることも効果が出ている理由の一つでしょう。

太陽光を上手に遮るのがポイント!

高断熱のお家の場合、この太陽の光を遮ることがとても大切になってきます。

多くの方は、断熱というと冬に寒くならないようにするために入れますよね。

ところが、これが悪さをしてしまいます。

冬暖かいということは、夏は暑くなってしまうということなのです。

高断熱住宅は、家の中に入った熱を逃しませんから!

そこで、冬の暖かさ以上に夏の暑さ対策が大切なのです。

「エアコンをガンガンかければいい!」
というのでは、現代のエコな家づくりからは離れてしまいますよね。

それに、値上がりしている電気代も心配です。

このお家には、1つ目の対策がされていました。

それが窓上に庇をつけることです。

この庇が有効に働き、家の中にはほとんど日が入りませんでした。

断熱工事はまだまだ終わっていません。

これからが楽しみです!

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