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台風19号、予想通りの強さでしたね。
でも、被害は予想以上でした。
当日は、私にも大きな心配がありました。
それは、工事現場。
つくっている途中のお家は、とても不安定なのです。
しっかりと窓などがついていないお家もあります。
大工さんはある程度の養生(雨が入らないようにするための措置)をしてくれますが、今までに経験したこともないような雨風と言われると、どこまでやったらいいのかわからないと言う事もあるでしょう。
今回は、台風が迫っている12日午後6時頃に点検に行った現場の状況をお知らせします。
上棟予定だったお家
閉店している隣の「ニトリ」を事務所の窓から眺め、現場へ向かいました。
強い雨、ではありますが、車も少なく、出歩いている人もいません。
静かな宇都宮と強い雨の中、車を走らせます。
途中、コンビニとベニマルがやっていました。
ベニマルには車が多く止まっていたので、お客様も多かったかもしれません。
現場へ到着
この現場は、台風がこなければ上棟をしていた予定のお家です。
台風が来ると言う事で、上棟の予定を伸ばしました。
心配なことはいくつかありました。
その一つが、全面道路が冠水すると言うこと。
そのために、地盤を少し上げて計画をしました。
道路に溜まっていた水は、思ったほどではなく、車で無理なく進めるほどでした。
足場も無事
風が強いので足場が曲がってしまうのではないか、そのような心配もしていました。
ネットを外していたので、特に問題は無さそうです。
大きな揺れも確認できませんでした。
地盤を上げているのがききました
基礎にまで水が浸っているか確認したところ、無事でした。
基礎に水が浸りすぎると、基礎の内側に水が入ってしまうことがあります。
そのような事が無いように、地面をあげることは大切なのです。
道路がまるで川のよう
ここは、敷地が少し低くなっているところです。
奥の道路を見ると、まさに川のように水が敷地へ向かってきます。
この奥は、ちょっとした滝になっていました。
道路の横から、水が溢れているのがわかります。
周りの様子を見ながら、家路につきました。
道路から、水が湧いている!
家に帰る途中、冠水している道路がありました。
それも、水が噴水のように吹き出しています。
歩道にも、少し水がかかっているのがわかりますね。
冠水して居る道路は、とても危険
今更言うことでは無いですが、冠水している道路は、とても危険と感じました。
特に、車に乗っている時です。
車に乗っていると、冠水の深さが全くわからないのです。
なんとなく進んでいって、気がついたら止まっていた、となってしまう事もあるでしょう。
上の写真の道路も、何十年も通っている見慣れた道なのですが、水が溜まっているとよくわからない状況になります。
なるべく、出歩かないようにしましょう。
実際、点検にいった現場では、私の車がスタック(泥にハマること)しかかりました。
このような時のために4輪駆動を選んでいるのですが、初めて役に立ったと感じた瞬間です。
現場には近づかないで
今回は、台風の中の現場を紹介しましたが、あなたは絶対に工事現場に近づかないでください。
とっても危険です。
万が一、と言う事があります。
重いものや、不安定なものがあります。
私は、異常があれば察知できるような経験をしています。
危険なところも、ある程度把握しています。
だから、今回のような報告ができるのです。
一般の方には危険なだけです。
絶対に、現場には近づかないでください。
お願いです。
次回のブログでは、次の日に点検に行った現場を紹介します。
これだけの雨風を受けた現場は、どのようになってしまったのでしょうか?