台風15号・19号の被害状況について
今年の台風は、予想以上の被害を栃木県内にも及ぼしました。
その被害状況が栃木県庁にて発表されていたので、報告します。
15号の被害
ゴルフ場のネットが倒れたりして大きな話題となった台風15号。
県庁の発表によると、
ということで、大きな被害は無かったようです。
停電が、足利で約300件あった程度です。
19号の被害
こちらは大きかったですね。
その被害状況が、このような一覧で発表されています。
一部を掲載させていただきます。
亡くなった方が栃木県ないだけでも4人も出てしまいました。
床上浸水だけで9703棟も
予想以上に多かったのが、住宅被害です。
なんと、栃木県内の床上浸水が、9703棟にもなりました。
栃木県の世帯数は平成30年1月1日で826,672世帯(県庁HPより)と発表されています。
実に、栃木県の1%以上の家が床上浸水したということになります。
栃木市の被害が大きい
その中でも、ずば抜けて被害の大きかったのが栃木市です。
床上浸水が7,000棟、床下浸水も6,800棟にもなります。
栃木県ないの被害の7割です。
栃木市の世帯数は、9月31日時点で65,814棟です。(市役所HPより)
ということは、栃木市の1割以上の家が床上浸水になり、床下浸水も含めると、2割のお家が被害を受けています。
栃木市は合併もあり広いので単純にいえませんが、とても被害の大きかった市ということになります。
鬼怒川が氾濫した2015年の時も、栃木市は被害が大きかったことも思い出します。
とても住みやすい、子育てがしやすいと評価されている栃木市です。
新しく住み始める方は、ハザードマップや、今までの状況を考えて土地選びや家づくりを進めると良いでしょう。