少し日が経ちましたが、夏休みに函館の五稜郭へ行ってきました!
前日と違い、この日は曇り。
8月の中頃というのに長袖がちょうど良いくらいでした。
尖った五稜郭
それにしても、この尖った形は特徴的です。
このような形にする事で死角がなくなり、防ぎやすくなるのだとか。
五稜郭は、黒船来航に伴って行われた開港が北海道にも行われ、つくられました。
元々は、函館の海近くに「箱館奉行」が有ったのですが、海から近くて狙われる可能性も多くなり、新しくつくりなおしたのが五稜郭なのだそうです。
この独特の形は、フランス軍人からの助言に独自の工夫を加えたもの。
実際に、この形に似たお城はいくつかあり、オランダのブールタンユにある城はもっと複雑な形をしています。
それでも、この五稜郭はキレイな方でしょう。
下の写真では、どのようにつくるのか打ち合わせをしていますね。
最初の計画はもう少し大きかったそうですが、それほど危険でなくなったのと、予算の関係もあり今の形になったそです。
堀の内側には石垣
堀の内側には石垣がありました。
大きさは、東西約500m × 南北約500m、堀の周囲は1.8kmあるそうです。
数字を見ると大きく感じますね。
ここに多くの兵隊さんが籠城する事を考えると、それほど広いとは感じませんでした。
それにしても、この大きさでこの尖った形をしっかりとつくるのは、かなりの測量と土木技術のがあったのでしょうね。
再建された「函館奉行所」
五稜郭の中には、「箱館奉行所」の一部が再現されています。
写真は五稜郭タワーから撮ったのですが、その屋根の大きさもよくわかりますね。
中も、昨年見た「名古屋城 本丸御殿」のような派手さは一切ありませんが、こだわってつくられていました。
倉庫の近くに大砲
倉庫の近くに大砲が置いてありました。
これは本物だそうです。
その大砲の弾がこちら
これは偽物だと思いますが。
こんな弾の形だったのですね。
まっすぐ飛ぶのでしょうか。
当たったら痛そうです。
幕末観光「ヒジカタ君」
「五稜郭」の隣には、五稜郭の形をキレイに見れるように「五稜郭タワー」があります。
2006年に完成した107mのタワーです。
そこのお土産やさんで見つけたのがこのマンガです。
読み込んであるのがわかりますね。
「ヒジカタ君」と言えば、大体の方が想像するのは幕末に活躍した新選組の「土方歳三」さんでしょう。
でも、この「ヒジカタ君」は違います。
観光会社で働く「ヒジカタ君」なのです。
本当は「土方歳三」さんを使いたかったようですが、大人の事情で難しかったようです。
なかなか面白かったのですが、この「ヒジカタ君」。
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