家づくりを考えた時、多くの方は家の金額や性能を気にします。
しかし、家づくりのプロは違います。
家づくりのプロが気にする事とは
「 現場がキレイで安全であるか? 」という事です。
どんなにカタログで「性能の良い家」と言っていても、汚い現場では施工がおろそかになり性能が出せないことも多いのです。
また、お客様が工事途中のお家を確認する時にも、キレイな現場の方がしっかりと見れると言う事は想像していただけるでしょう。
このようなキレイで安全な現場を作るための勉強会が「現場塾」です。
エスホームでは、5月から始まった現場塾に参加させていただいています。
9月14、15日は、現場塾で学んで、どれだけ現場が良くなったのかの発表会がありました。
発表者は現場監督の阿久津。
阿久津は、現場監督としては?意外と話が上手なのです。
この事は、現場塾の本田先生も感心していました。
と言うのも、当社では現場監督がお客様と
「どのようなお家をつくっていくのか?」
の話をする事が多いのです。
それも、笑顔で笑い声も聞こえながらの打ち合わせです。
だからこそ、家づくりが楽しくなります。
しかめっ面の監督さんとの打ち合わせでは、せっかくの家づくりがつまらないですよね。
下の写真の、右のほうで少しだけ顔が見えているのが「本田先生」です。
この本田先生は、茨城の大手住宅会社で現場関東をしていました。
かなり厳しい人です。
今時であれば、パワハラと言われてしまうかもしれないくらいの迫力を出す時もあります。
なぜ、それだけの迫力があるのかと言えば、務めていた会社の工事現場で大変なクレームを受けた事が何度も有ったため。
その会社でクレームが起きないように改革してきたからなのです。
クレームの話もたくさんしてくださいましたが、一歩間違えば起こり得る内容ばかり。
聞きながらも、緊張しました。
今回の発表は、ただ発表するだけではありません。
各社毎の点数をつけて行きました。
余計、緊張してしまいます!!!
さて、当社の順位は、、、、
ダントツの1位でした!!
現場監督の阿久津が常日頃から積み重ねてきた現場管理が、評価されたように感じました。
ちなみに2位は、群馬の会社でした。
当社よりも価格も1.5倍くらいして、社員数も5倍以上の会社です。
私が見ても、さすがに良くできていました。
それでも、多くの方は当社を評価して下さいました。
それは、発表に対する気持ちが他社と違っていました。
その気持ちとは、
「とにかく一緒に勉強している住宅会社にお役に立てるような発表をしよう!」
と言う事です。
自分だけ良ければいい、と言うのは違います。
一緒に勉強している皆んなで成長していければ、この会はもっと良くなると考えました。
これは家づくりも一緒です。
会社だけ良ければ良い、なんて考えてはいけません。
売り上げだけ上がれば良い、なんて営業では困ります。
「どんどん周りの人と情報を共有して、誰にでもお役に立つ」言う気持ちを普段からもち、お客様にもそれが滲み出てくれればと思っています。
普段は厳しい本田先生も「これ、面白いな!」と言ってくれました。
本当に、楽しそうでした。
休憩中には、他社の方からも「面白かったです」と言っていただきました。
最終回は、11月の半ばです。
当社だけですが、特別な宿題もいただきました。
もちろん、出来なかったから宿題になったのではなくて「ここまで出来るのであれば、もっと良い事が出来るのではないか?」と言う良い意味で、本当は本田先生の思い付きでいただいています。
なかなか大変ですが、良い家を安全な工事を通してつくり、お施主様に感動していただくために、頑張ります!