「ルオー礼拝堂」と「梅原龍三郎アトリ」
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「ルオー礼拝堂」
白樺の奥にあるのが「ルオー礼拝堂」。
コンクリートの打ちっぱなしなので安藤さんと思うかもしれませんが、建築設計者は白樺美術館と同じく谷口吉生さん。
中に入ると。こちらの間接で外光をキレイに入れています。
ただ、照明は使っています。
この礼拝堂は、宗教画家のジョルジュ・ルオーを記念して建てられました。
入り口の上には、ジョルジュ・ルオー作のステンドグラスが有ります。
礼拝堂なので、パイプオルガンがあります。
小さいですが、作りは丁寧な印象です。
梅原龍三郎アトリエ
「梅原 龍三郎」さんはご存知ですか?
私も、知りませんでしたのでご安心を。
戦前、戦後に活躍した画家さんで、東京美術学校教授、東京藝術大学教授を務め、文化勲章やフランスからも勲章をもらっている方です。
この建物は「梅原龍三郎」さんのアトリエです。
東京都の新宿から移転したそうです。
中には広い部屋があり、ここで絵を書いていたことがわかります。
この建物は、旧歌舞伎座の建築で有名な吉田五十八さんが設計しています。
その様な意味でも貴重なのですね。
ちなみに、梅原龍三郎さんの絵は、リトグラフやシルクスクリーンでも40万円から50万円はする様です。
描いたものですと、数百万円から数千万円はする様です。
「何でも鑑定団」にも、出されているとか。
勉強になりました。