安心の家づくりで便利動線と快適さを実現したお家

リビングとダイニングを段差を付けたことで、リビングが道路からの視線を遮る形となり、外からの人目を気にすることなく、リラックスして過ごせる。段差分リビングを狭くしたが、広々感じさせる工夫がなされている。天井を2.7mに上げ、カーテンを天井近くに取り付けたことで、縦へ伸びる開放感をつくっている。また、シーリングライトをプロジェクターと一体型にすることで、テレビ本体分広く使える。壁に映し出されたデジタル時計はその映像だ。

ダイニングの壁には、縦長の細い窓を付けた。壁のままという選択肢もあったが、付けたことで明るさが増し、予想以上に風の通りがいいとのこと。カウンターは、お子様がリビング学習をするために設置した。

「大きな窓で、キッチンから外を眺めるのが好き」という奥様。ミラーカーテンを採用し、外から中の様子は見えづらくなっている。さらに「シャッター最高!」と奥様が言う電動シャッターを設置してある。「閉めておけば遮熱ができて、冷暖房の効きがいいです。夏、外の空気で涼みたい時には半分閉めて使うこともできます」と、電動シャッターを使いこなしている。
キッチン背面の棚は付けなかったが、後から棚を設置できるように壁は補強してある。キッチンの立ち上がりを少し高めにしてあるので、シンクまわりがリビング・ダイニング側から見えづらい。センサー付きの蛇口は、背の高いアーチ状のものだと飛び出てしまうので、水平なものを選んだ。
ランドリールームの奥にはファミリークローゼット(写真右)を設けた。奥が広くなっていて、リビングにぬけられるウォークスルータイプ。家族全員が日常使う衣類は、ここに全部集められている。洗濯物干しは2階ホールと洗濯・脱衣室の両方を使っている。
「玄関ドアを引き戸にしたのは成功だった」とご主人。ドアが開くスペースが節約できて、出入りしやすいという。戸のガラス窓が大きいデザインでたっぷりと光が入り、明るい玄関になっている。広々使えるように、収納に扉は付けなかった。

家全体の室内はホワイトとグレーでカラーを統一しているが、1階トイレだけは別。遊び心から“ウォーリーを探せ”柄のクロスを選んだ。「お客さんが入ったら出てこないんじゃないかと楽しみ」という。

玄関に近い場所に設置した洗面所。洗面の設備だけでなく、スペース自体も広く確保した。カウンターに開いた穴(写真右)は、その下にゴミ箱を置いて使う。「ペーパータオルを使っているので、ゴミ箱が必要なんですけど、上にあるのが嫌なので、私の思い付きでつくりました」という奥様。

パントリー(写真左)とその反対側にユーティリティー(写真右)を設けた。玄関とキッチンの間にあるので、買い物荷物がすぐに片付く。パントリーの上段にはWi-Fiルーターなどの機器を置き、人の目につかないようにしている。ユーティリティーのカウンターテーブルは奥様専用のデスクとして使用予定。棚はお子様の学校の書類などを置くスペースになる。

グレー系の落ち着いた配色の浴室は、ゆったりと過ごせるよう広めに確保した。

広く明るい2階ホール(写真左)。洗濯物を干すスペースはたっぷり確保されている。洗濯物を畳むなどできる、作業用のカウンターを設置(写真上)。ここに付けたエアコン1台だけで、2階の空調は十分まかなえる。

今はご主人が使っている子ども部屋。窓を2面に設置していて明るい。クローゼットは部屋を広く使えるよう、扉は付けずオープンにしてある。

2階ホールからトイレへの廊下。右側は子ども部屋。大きめのニッチは、ご主人の趣味のものを飾るためにつくった。お子様が大きくなったら、飾るつもりだそう。

1階に配置した寝室は、落ち着いて過ごせるよう、天井と1面の壁をグレーにし、窓は細く横長のものを高い位置に設置した。今は2階の子ども部屋で寝ているので使用していない。将来ベッドを置いた時にヘッドボードになるニッチを設けている。
「住み心地には、とても満足しています」という石井様ご家族と、エスホームの西村社長(後列右)と大関さん(後列左)。

グレーの外壁は、目地のコーキングがないシームレスタイプのサイディングを選んだ。痛みづらいのでメンテナンス費用が節約できる。お庭と駐車スペースをたっぷり確保していて、スノーボードの手入れをしたり、バーベキューをしたり、様々な用途に使える。