趣味と今の暮らしを大切に将来を見据えた2人にちょうどいい家 2026年4月1日 最終更新日時 : 2026年3月4日 shome_admin O様 蕎麦店を経営していた時には、すべて手作業で蕎麦を打っていたというご主人だけあって、奥様と二人でキッチンに立つことも多いという。その分、キッチンとカウンター間のスペースは広く確保してある。食事をとるのは、右手のダイニングテーブル。キッチンからは配膳しやすい距離感だ。 箪笥は以前からお持ちのもの︒処分も考えたが︑右の鎌倉彫の箪笥などは今買おうとすると高額になっていることから、持ち込むことに。エアコンのある壁側が南側だが、窓を極力減らした。温度の効率がよく、防犯上も有効だ。 カウンターで食事をすることも考えていたが、今はダイニングテーブルで食事している。ニッチに複数の電源を設置しているので、パソコン、携帯の定位置になっていて、便利スペースとして活躍している。 キッチンは壁付に。洗い物をしながらテレビが見られないこと以外は不満がないとのこと。「換気扇を部屋の端に設置したので、エアコンを最適な位置に設置できました 」とご主人。奥様は、「 換気扇は油汚れのことを考えると端がよかった」とメリットも多い。ご主人は、各部屋ごとのエアコンを使うが、リビングと趣味部屋の間の襖を開ければ、直接エアコンの空気が流れるため、奥様お一人の時は、キッチンのエアコン1台で1階は間に合わせている。 LDK と1階の洋室は襖を隔てているだけで、廊下は設けていない。お子様、お孫さんたちが来た時などは、襖を開けて広い空間として活用している。 将来寝室になる予定の1階洋室は、現在は趣味の部屋。オーディオセットと食器棚のアンティークなコレクションはご主人の趣味。奥様は趣味を超えたお仕事として着物の着付けを行うので、そのためのスペースとして、また着物類をしまって置く場所として活用している。 手に入れた鹿沼組子を家のどこかに使いたいと検討し、この窓にはめることに。LDKの他のとは趣を異にしたグリーンの和紙クロス、鎌倉彫の箪笥、かわいいペンダントライトなどもあいまって、特別なスペースが和のテイストでまとめられている。 トイレは、「安いものをわざと選びました」と言うご主人。電気的なものは壊れたら全部とりかえる必要があるが、電気的なものは使っていないので、壊れても部品を取り替えるだけですむ。「老後に急にお金がかかるようにはしたくない」というこだわりだと言う。ウォシュレットは後付けできるが必要を感じず、現在は付けていない。 玄関正面の壁は、大谷石に似た外壁材を使った。「本当は大谷石を使いたかった」というご主人だが、「職人さんが凹凸を付けセンスよく設置してくれ、夜は天井からの間接照明の影もいい雰囲気です」と、大満足。絵を飾るレールも用意したが、この壁の雰囲気がいいので、今は使っていない。 階段は通常よりも1段増やして緩やかな勾配にしてある。降りる時も安心。 2階の寝室。2面に窓があり明るい。「2階は1部屋だけで、トイレもあるので、どうしても隔離が必要な場合には、ここにいればすみます」と奥様。 収納はたっぷり。左は深い押入れ、右はクローゼット。中央のロールカーテンの中は、趣味のものが収められている。押入れの半分の深さで、反対側はその半分のスペースに洗面が設置されている。 トイレにも手洗いが付いていてあまり使わないが、2階で窓掃除など、水を使う時にはないと不便だという。 洗面脱衣室は脱ぎ着しやすいように広めに取った。車椅子が入っても余裕で回れるようになっている。 洗濯機の選び方もトイレ同様、なるべくシンプルなつくりのもので洗剤自動投入機能がない機種を選んだ。 下着や普段着はここに収納。洗濯物も簡単に片付けられ、洗剤類やトイレ用品はここに集約している。「収納はできるだけまとめたい。ありすぎると探してしまうから」と奥様。動きに無駄がないように考えられている。 蕎麦屋店は めても、県内でお料理教室を行なっていたり、奥様は着付けなどでもかけまわり、活発に活動されているO様ご夫妻。快適なお家で日々の生活も楽しんでいる。 O様邸の外観は、南側にあまり窓を設けておらず、玄関も南側の道路から見えないように設計されている。玄関側は、大谷石風の外壁材を使用してアクセントを付けている。