全館空調を採用する場合、心配することがあります。それは音です。
どうしても、機械音や風の音がしてしまいます。
そこで、実際にお家に取り付けた吸い込み口の音を測定しました。

ダクトの口から測定器マイクまでの距離は300mm。
測定器は「SANWA SUPPLY Sound Level Meter 400-TST933」
音の測定器としては、かなり低価格の製品です。
測定は、3種類。
- カバー無し
- 横ガラリ付き
- 丸フード
まずは、何もカバーを付けていないカバー無しで測定してみましょう
YouTubeを埋め込もうとしたのですが、うまくいかなかったのでリンクを貼っておきます。YouTubeで直接見てください。
1、カバー無し
通常は、穴の中を見せなくするためのカバーを外しました。当然ながら、風の流れる量もUPします。
ちょっと見た目には寂しいですが、音は格段に静かです。

この時、騒音計が示しているのは
56.3dB
https://youtube.com/shorts/x94yTvui-0w
2、横ガラリ付き
これが、通常モードです。
この横棒が音を出してしまいます。ついでに、風の抵抗にもなるので風量も落ちてしまいます。

この時、騒音計が示しているのは
58.1dB
1.8dB上がっています。数字は少しですが、音のエネルギー量としては結構あります。
https://youtube.com/shorts/x94yTvui-0w
3、丸フード
次は、丸フードです。
空気抵抗が少ないので、多くの風量を欲しい時に利用します。
横ガラリよりも音は静かと予想していました。

この時、騒音計が示しているのは
60.0dB
なんと、この丸フードの音が一番大きかったのです。
と言うのも、風切り音が大きく発生してしまっていました。
もっと静かだと思っていたのですが、残念です。
https://youtube.com/shorts/Ka6IKMj_gZw
比較しやすい動画
3種類を、一度に撮った動画を載せておきます。こちらを見ていただいた方が、どのくらい音がするのか比較しやすいです。音の質も随分と違います。
この場所は、パントリーの一部なので物が入ればもっと音は響きにくくなるかと思います。
また、2階ではほとんど音を感じませんでした。
やはり、実験と測定は大切ですね。
あ〜、リオンの騒音計が欲しい、、、