除湿に目覚めた2023年!
2023年、今年はエアコンの使い方が大きく変わった1年になりました。と言うのも、今までほとんど利用していなかった、あの「除湿」機能の使い方を理解したからなのです!
エアコンで「除湿」にしても、効いているのか効いていないのかわかならい方も多かったのではないでしょうか。かく言う私もその一人でした。
今年は、松尾先生に教わった事を実践すべく作った測定器が活躍し、室温28度でも湿度を下げることで快適に過ごすことが出来ると実感した夏でした。
一般に28度というと暑そうに感じるかもしれませんが、そんなことないのですね。エスホームスタッフもみんな言っています。
キンキンに冷えていないので体のだるさも無く、作業効率も上がったように感じます。
ところで、エアコンからはどのくらい除湿されているのでしょうか?
気になったので、早速実験!
エアコンの除湿能力は、予想以上でした!
エアコンが部屋から除湿した水分は、エアコンの配管の一つであるドレーンから出ています。あのポタポタと滴っている、あれです。なんと言いますか、ポタポタですから頼りないような本当に除湿しているのか疑いたくなるくらいですね。
ところが、実験してわかりました!すごい量の除湿をしてくれていたのです。
と言うわけで、ドレーンから出てくる水の量を量ってみました。
測定日は、まだまだ暑い2023年8月20日(日)。時間は12時頃。気温は、気象庁によると約34度。
測定エアコンは、エスホーム事務所のとある部屋。散らかっていて恥ずかしい状況ですね。
この部屋は30畳ほどあります。天井が勾配になっているので、体積を考えると40畳以上ぶんになるかもしれませんね。
そこで働いているエアコンは、18畳用のエアコン1台。エアコンは能力として余裕があるので、これでも快適にしてくれます。正直に言いますと、もう1台エアコンがあるのですが故障してしまい、動いていないだけなのですが。実験にはちょうど良いタイミングで壊れてくれました。
ただ測るだけでは面白くないので、ビデオを撮ってみました。そのビデオがこちらです!どうぞ!
除湿の能力は10分で200ml!
ドレーンから落ちてくる水はそれほど多くないのですが、あれよあれよと水が溜まってきます。ポタポタ恐るべしです。
水が溜まるまでに、
100mml 6分
200mml 10分
かかりました。
単純に6分の倍になっていないのは、屋内の環境も大きいと思います。ちょうどお昼時に測定していたので、もしかするとスタッフのお昼ご飯の蒸気が影響していたりとか。
10分で200mmlは、なかなかですね。
1時間で1.2Lです!あの大きなペットボトルの量ですよ!
12時間で14.4L
24時間で28.8L!
状況によって除湿量は違ってきますが、結構な量ですね。この水が飲めれば、一般の家族が必要とする水分量をはるかに超えています。水不足の時に使えないでしょうか。
除湿機よりも高性能なエアコン!
梅雨時になると、コンパクトな除湿機を利用している方もいらっしゃるでしょう。それとエアコンと比べると能力はどの位あるのでしょうか?
簡単に言いいますと、一般的に販売されている除湿機の能力は7L/日しかありませんのでエアコンよりもずっと少ししか除湿てくれません。4分の1位です。
その上、除湿機はタンク式が多いので1〜2Lの水が溜まると止まってしまいます。排水パイプが付く機種もありますが、能力が低いのは変わりません。
お部屋で洗濯物を干すこともあるかと思いますが、除湿機よりもエアコンを利用した方が効率は良さそうです。能力も高いですし、水を捨てる必要もありません。
エアコン、上手に利用しましょう!